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球団傘下13位のルーキーは、LADのキーマンになれるか。

は?なれるわけねーだろwwwと思ったそこの貴方!🫵

ビューラーもコナン君もそう言ってます。
言葉には気をつけましょう。

また一つ、皆んなが賢くなったところで、今日はLADのお勉強をしましょうね ♪

・プロスペクトTOP100?主役は傘下13位。

突然ですが、MLB.comのプロスペクトランキングをご覧になったことはありますか?
ん?MLBファンしか見てねーんだからいちいち聞くなって?うるさい。ブッ飛ばすよカス共が。

※投稿者は1月17日に執筆中ですので、2022年版のランキングを前提にしています。


2022年版のプロスペクトランキングにて、我がロサンゼルス・ドジャースは、TOP100に30球団最多の7人が選出されています。
金満のくせにファームまで優秀なのかお前らは。
本当に好き。

たまらん。

既に41位のバルガス、74位のペピオはデビューを果たしており、カルタヤ、パヘス(ページズなんて呼んでる情弱おらんよなぁ??🫠)以外の3人は恐らく2023年にデビューすると思われます。LADは今オフに大型補強に動きませんでしたが、主な理由は贅沢税回避に加え、傘下に控えるプロスペクト達をデビューさせるという目的もありました。10年近くナ西で王朝を築いてきたLADですが、今年は新たな時代の転換期を迎えるでしょう。

そんな時代の転換期に、LADのキーマンとなるプロスペクトは誰なのか。上記の7人は素晴らしい才能を秘めた選手達です。しかし、今回は彼ら以外の選手に焦点を当ててみたいと思います。
真の強者は、ランキングなどという括りなんぞに縛られないのです。(ただし、ランクインしていればなお良し)

彼の名はジェームス・アウトマン。球団傘下13位の評価を受ける外野手です。Fangraphsの評価を見ると、走力、守備力、潜在的な長打力を評価されていることが分かります。

マイナー時代はCFを中心に守っていたため、ノンテンダーFAでCHCに移籍したベリンジャーの後釜として期待されています。(こんなはずじゃなかったんだが)
そんな彼のキャリアを簡単に紹介したいと思います。

達者でな…


・マイナー時代、AFLにて覚醒。


大学2年時までは目立った存在ではなかったアウトマンでしたが、大学3年時にメリーランド州ベセスダでプレーし、37試合でAVG.341/HR 9/RBI 36/SB 18と大暴れ。LADのTom Kunisスカウトの目に留まると、2018年ドラフト7巡目(全体224位)でLADから指名を受けることとなります。
実はドラフト当時、Baseball AmericaやMLB.comのドラフトリストに名前が無かったというエピソードも残っています。

ROKで55試合出場し、AVG.264/OBP.350/SLG.490/OPS.840の成績を残し、翌年にAに昇格します。しかし、119試合で.226/.322/.407/.729と壁にぶち当たります。2020年は世界中で新型コロナウイルスのパンデミックが発生し、マイナーリーグそのものが中止となり、成長の機会が失われてしまいますがここで折れないのがアウトマン。

2021年はA+とAA合わせて104試合に出場し、.266/.379/.490/.869と見事に適応。
結果を残したアウトマンはその年のAFLに派遣されます。

ここで彼は大爆発。
14試合で.333/.444/.689/1.133の大活躍でAFLのオールスターメンバーに選出されます。ここでも当初はそこまで期待されていなかったアウトマンでしたが、またしても周囲を驚かせる結果を残すのです。この頃から徐々にLADファンの間で"ジェームス・アウトマン"の名が知られるようになったかなと思います。

・更なる飛躍と、最高のMLBデビュー。

AFLの活躍を経て、2022年シーズン開幕前に見事40枠に登録されます。マイナーでは前年から更に成績を良化させ、AA68試合で.295/.394/.552/.946の成績を残すと、7月31日のCOL戦で念願のMLBデビューを果たします。すると、またしても彼は印象に残る活躍を見せます。

デビュー戦で彼はいきなりHRを放つ活躍を見せると、4試合だけの出場とはなりましたが、.462/.563/.846/1.409の成績を残しました。
とにかく打ちまくった為、見ていて非常に興奮したことを覚えています。

実に素晴らしいMLBデビューを飾ったアウトマン。
投稿者は、「フアン・ソト?誰それ?知らんな。」と有頂天になってました。
また、アウトマンが打席でヒットを放った際、

「アウトマンなのにアウトにならない」
「アウトなのはロバーツ」

と言った声もチラホラあった気がします🤪

 その後彼はAAAで57試合に出場し、.292/.390/.627/1.017と、本当にこの成績で傘下13位なのかと疑うレベルの成績を残し、来季への期待を抱かせることになりました。

・背番号6、35に続けるか。

コーリー・シーガー(TEX)やベリンジャーと言った生え抜き野手の活躍もあり、LADは黄金期を築いてきました。彼らに代わる新たな生え抜き野手として、アウトマンには期待がかかります。ただ、これだけマイナーで結果を残しているにも関わらず評価がそこまで高くないことに疑問を持つ方もいると思います。

baseball savantを見ると、鮮烈な MLBデビューを飾ったアウトマンの指標は以外にも良くない事が記されています。特にbarrel%はなんと0%。x系スタッツも良くはない為、2023年のアウトマンは本当にアウトマンになってしまう可能性もあります。

※実はマイナー時代からbarrelの打球が少ないことが課題として挙げられていました。そもそも彼のアッパーカット気味なスイングではbarrelの打球を放つことに適していないとも言われているので、少なくなるのは当然というか、しょうがない気もします。


しかし、周囲の低い評価を跳ね返してここまで辿り着いたのがジェームス・アウトマンという男です。
彼が本格的にMLBに定着する2023年シーズンに、またしても我々を驚かせる活躍を見せてくれることに期待しています。

P.S.
ベリンジャーの本名はCody James Bellinger

単なる偶然か、それとも必然か…



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