キヤノンのミラーレスで野鳥撮影設定ポイント

野鳥撮影をしていると、どうしても被写体の野鳥の前に枝や草木が被ったりでなかなか野鳥にピントが来なかったり、周りの他の物体にピントが持っていかれたりしがちです。

せっかく鳥オートフォーカスなどがあるのに生かしきれずにガッカリすることも…
そこでひと手間かけて設定をすることで、かなりピンポイントで狙った被写体にピントを合わせることができるようになります。

それがこちら。「ボタンカスタマイズ」

ボタンカスタマイズ画面

この画面で背面にある「AF-ONボタン」に一味加えるのがミソです。

AF-ONボタンカスタマイズ画面

ここで「詳細設定」画面に移行します。機種によりボタンが違うと思いますが、この機種ではINFOボタンで移行します。

測光・AF開始の動作設定画面

標準状態では何もチェックされていない状態ですが、AF特性をAF設定のタブなどで確認して一番良さげなものに設定しましょう。野鳥の場合には2が良いとされています。
続いてAF動作ですが、一度捉えた被写体を追尾させたいならSERVOを選びます。私の場合にはカスタムモード(C1やC2)でONE SHOTとSERVOを分けていたりします。

そして一番大事なのがAFエリアです。ここをスポット一点や領域拡大などにして、枝の間にいる鳥でもピンポイントで狙えるようにしましょう。

さらに野鳥なら検出する被写体を動物に、スポット検出は野鳥なら目を、電車や飛行機なら運転席のフロントガラスなどを検出するものですが、これはお好みでONでもOFFでも良いと思います。
この画面ではチェックを付けてないですが、実際にはONでチェックしています。

この設定をすることで、被写体認識AFが迷ってしまうような難しいシチュエーションで被写体を上手く認識してくれないときにAF-ONボタンを押すことでピンポイントでピントの対象を指定することが可能となり、結果としてピンボケ写真を防ぐ可能性を高めることができるようになります。

おためしあれ。

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