「散るぞ悲しき」 硫黄島総指揮官 栗林中将の訣別電報
「散るぞ悲しき」のバトンを受け取るとは
二万余の部下を率いて壮絶な戦いの末に玉砕した硫黄島総指揮官・栗林忠道中将の物語ー梯久美子著「散るぞ悲しき」。
栗林中将が送った最後の決別電報の辞世の句
『国の為重き務を果し得で 矢弾尽き果て散るぞ悲しき』
を思い出した。
日本は明治維新によって、世界を相手に咲き誇り、先の大戦で散った。
日本が果たした意味・価値は、
様々な観点があるとしても、日本人の観点を強調すべきだろう。
「日本は、人種の格差と東西の格差をダブルで解消した救世主だ。」
と強く主張したい。
しかし、まだ完成途中だ。
「散るぞ悲しき」今なお栗林中将を初め、1万世柱の遺骨が残る硫黄島からの想いのバトンを正しく受け取ることとは、
”世界を永久に平和にしてしまう”ということだろう。
8月15日の意味
そうか。8月15日は、「男性性」だけの時代から、「真の女性性」を開花させる時代に移った日でもあるのだ。
そう思ったのは、8月18日「令和哲学カフェ」「多様性と調和と発達〜発達障害を突破する日本文明の挑戦〜」第297回の番組を観てのことだった。
今回のテーマは、”男性性とは何か?”だった。
結論から言えば、男性性とは、
侘びと寂び、生きて死ぬ、咲いて散る、私たちの現実の世界、脳がつくる世界、それが男性性だということだ。
つまり、今までの人類の歴史は、「男性性の歴史」だったということだ。
しかし、物質文明が、科学技術の西洋文明が、終焉に向かっている今、これまで使ったことがない外の道具を使うべきだろう。
それは東洋の文明であり、心の文明だ。
武力という暴力、お金による暴力を越えて、これからは教育という土台によって、人類が心を理解する時代。女性性を解き放つ時代が来ているのだと思った。
「散るぞ悲しき」の時代を癒し、抱きしめて、全てを熔かし、新しい何かを生み出す創造性の時代、それが「真の女性性の時代」であろう。
4児の父。事業経営者。かつて、どんなに努力しても未来が見えず、家庭でも会社でも孤独に悩み、ついには癌の体に。そんな時に未来技術に出会い、全ての悩みの原因が思い込みの呪縛だと悟った時、殻が破れました。実は私だけでなく日本そのものが同じ姿です。日本を目覚めさせたくこの活動をしてます。