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06/30- 生きるためには根を張らなきゃな

06/30
下半期終了。

おおよそここにいまの気持ちはまとまっている。安心して腰を下ろせる場所を自分の周りにいっぱい作りたいんだと思う。ひたすらに根を張る。のが真の下半期の目標だろうな。

「今年中とはいわず、上半期中に品性を身にまといたい」って言ったのは、PDCAのたぶんPかDくらいまでしかできなかった。なかなか振り返るタイミングがなかったけど、たとえばゆっくり話すとか、なんでも話しすぎないとか、こっちの出力の調整が大事だなと思う。

あらゆるPDCAやら家事やらのサイクルを回していかないと下半期は漕ぎ切れない。自分のズボラさを黙認してる暇はありえないとおもう。当然中の当然中の当然のこととして、ズボラじゃなくても生きていける。

07/01

荻窪界隈に行った。


↓本当に美味しかった。最初に煮物を口に運んだ時はそのアッサリ感にびっくりするばかりで、その後お裾分けしてもらったタルタルソースでアッサリ感が感動に繋がって、2口目の煮物がおいしかった。構成要素の少なさの意味が分かった。料理にも「点・線・面」があるのかもしれない。
(たぶんあのタルタルはマヨネーズから作ってるような気がする...)

喫茶の名店におかれてた「あなたのための短歌集」がほどよく汚れていたのがすごくよかった。


07/02 08:00
twitterのタイムラインのお品書きにはもう毒物しか並んでない。見渡す限り毒素が充満しているけど、人工衛星だの光ファイバーだのを礎に、インターネットの世界の情報量を割いてやることがこれかよと思う。気が滅入る滅入る。
表示されるのはトゲが剥き出しの選挙のツイートか、AV女優を叩くツイートか、読モみたいな人の自撮りか、になった。フィードを掘ること自体に全然喜びがない分、ああやっといい情報に出会えた、と思えるまで掘る。むしろ閲覧量というか分け入っているデブリの量は増えているかもしれない。


から、せっかく早起きできたのに朝からkindleに逃げている。朝に日記を開いてまで書きたかったのは「今は本の世界に逃げ込んでます」だけなのに、前フリがやたら大仰になったのは本音だからか。

ともかく、tofubeatsの難聴日記をライブラリに追加した。

kindle unlimitedは「読まされる」読書にはありがたいけど、読みたくて読んでる読書に対しては余計なお世話だと思う。好きな相手へのリスペクトはお金で示したいタイプだから、いつまでも広告収入とかサブスクには芯から順応できない。お金払わせてほしい。でも競い合いみたいな投げ銭も苦手。

なによりこの本、内容が暗い。ストレスが醸し出す迫力が平易な文章の中に埋め込んであって、唾を呑みながら読んでしまう。読んでて息が漏れるような引用したいとこばっかりだった。

「結局仕事は納期とクオリティだけや」きっとそう。クオリティと同じくらいの納期が大事で、プロセスは納期の子孫。でっち上げても狙い澄ましてもそこはブラックボックスが美しい。
沈黙は金。いい加減に自分も自覚してきたか。
「そういえば去年の11月も」 1年前の自分と今年の自分が全然相対化できていない。やっていることが違うだけで他がほぼ同じかもしれない、と思って焦った。
「自分にストレスを与えるすべてのものが憎い」 ストレスから逃げている自分からは出ない言葉。 でも仕事はストレスじゃない、と言っているところがミソで、ストレスの圧から逃げたら歓びも感じられないんだろうなと思う。そこの舌が鈍って、なおのこと成功体験が遠い。
「半年以内で人は成長し」 半年でお前も成長できるはずなのだが。と思う。試行錯誤とカレンダーを使え。
暗い。脚光を知っている分影が鮮烈。

なんだかんだで12%も(?)読み進めてしまったけど、のぼせるくらいまでお風呂にいるのと同じでそもそも読書って気が済むまでするものだと思う。

生きていくためにはこれくらい、こうやって戦わなきゃなと思わされた。
月の変わり目は怠惰な自分に通知表が突きつけられるようで苦手だったけど、今月はカレンダーをめくれるのが少し気持ちよく思えた。なんとなく武器が研がれた気分というか、どこか身軽になったような気がする。

せっかくこんなに内省的なイキフンにしてもらえたので、今日は家にいようと思う。カレンダーとにらめっこする。カレンダーに書かれたことの多さはそのまま自分の1ヶ月の歩幅だと思おう。


07/03 11:00-25:15

夢の中で朝の支度をしてたせいか、びっくりする時間に目が覚めた。その後学校に行ったらゼミがなかった。なにがなんだかである。

博士課程の大先輩、ひとつひとつの事例への解釈が深くてひたすら恐れ入る。自分に足りないのは没頭力だと思い知らされ始めているので、それだけカレンダーに書いてさっさと行動に移す。


1年が下半期に入り、身の回りの整理が捗っている。1日の基本ルーティンを作ろうと思ったとき、不快感なく料理できるのは1日30分だと思った。ちょうど早炊きで米が炊ける時間。
あと、皿洗いとかお洗濯とか、この辺も合わせて1日で家事は1時間までがよさそう。1日の1/24くらいならそういう事務な事に預けられる。
自分の生活を上向かせるのはこれくらいの弱いルールな気がする。いくつかの弱いルールと過ごしてみた感覚はまた今度言葉にしたい。

洗濯論、ちょっとだけ真面目にまとめたいな。まじめマガジンが肥えることが、こっちの寝坊日誌の存在価値を高める。これらは表裏一体で、抱き合わせで販売しているような感覚がある。

07/04 08:00-25:45
命の母は飲んでるけど、特別体調が快方に向かったわけではない。日付を超えると体はあんまり言うことを聞かなくなる。経験上、こういうのは切羽詰まった日々に置かれると治ることがある。


マ・シェリの「求めては諦めて大人になってきた貴方」ってしれっとすごいことを言ってる気がする。人を成熟させるのは何かが手に入らない経験で、anoneの名言も合わせるならそれが人を形成するんだな、とか考える。考えたことはなかったけど、求めることの対義語は諦めることなんだな。色んなことを求めては諦めたようで、まだ求め足りないし諦めも足りてない。

7/5 11:00-24:00
学校に行き、家ではご飯を作って食べた。
深夜に起きてるのが今一番しんどい。


何かを好きな気持ちには何度か裏切られたけど、嫌いな気持ちは裏切らないなと思う。え、人に向かってそれ言う?みたいな思いをした気がして、ちゃちゃっと帰ってきた。
心の中で注意報が出たから帰ってきた感じ。
なんか色々書きたかったはずなんだけど、放置してたら忘れてしまった。
「嫌いであることの強さ」みたいなことではあったはず。無理矢理思い出しながら書こうとも思ったけど、このテーマの筆が乗らなさに素直に従おうと思う。今日はここでおわり。

7/6 09:00-24:00
1週間後に行こうと思ってたイベントが満員になっていた。行動力を衝動でごまかしているせいで、ハードルが高いことがなかなかできなかった自分をめちゃ反省している。結局将来に向けたちょっとしたチャンスを逃しちゃってくやしいから、その分自分の名刺代わりのものを作っておこうと思う。一休み、一眠り、するみたいに、自分の辞書に「ひとつくり」という言葉を今日インストールした。その果てに自分は根を張れる。

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