04/21- 身動きは衝突

04/21 10:30-26:30
朝起きてから、今週の自分が意外と身動き取れなさそうなことに気がついた。久々のふて寝。

まあ、、部屋はきれいになったし、常備菜も作ったし、何も生まれなかったわけではないけど、あんまりよろしくはない。

自分のペースでバイトが入れられるように自分でも気をつけないといけない。お金がないのは社会的な可動域の狭さであるのと同時に、自分以外の力学で動かされるきっかけにもなっちゃう。可動域を広げるには、ある程度がんじがらめにならないといけない場合が、最下層にはあるっぽい。

04/22 09:00-

・カメラの充電器がこの前壊れた。
・PCが起動し続けなくなってしまった。
・代えのカメラで撮った写真のSDカードが、代えのカメラの中で文字化けして取り出せなくなった。

なんなんだ！

…

気合いでSDカードは治った。結構怒ってる。

写真をサッと出してアウトプットしたかったのに、インプットだらけの日になってしまった。
そもそもなんで入ったか判然としないバイトのあと、ご飯を食べながら宇多田ヒカルの関ジャムを見て、柴田聡子が出たラジオを聞いて、歯を磨きながらPUNPEE版Presenceを見た。心のバランスが整わないまま今日はフィニッシュになる。

かなり喰らった。
・マイナーを「切ない響き」と翻訳してるところ。「暗い」「悲しい」の大体表現の発見。

・「待てる」ことを仕事にすればいいという新角度の仕事論。

・吉澤嘉代子がこの番組に寄せるコメントの的確さ。誰かを讃えるときに1番豊かな語彙力を発揮できるような人でありたい。サゲの時代じゃない。言うまでもないはず。

・ai の話は小難しくて星野源がこの番組を仮想敵にするのも納得だった。むしろ「あなた」っていい曲だな〜としみじみするだけの時間だったし、素朴なオケとメロディの感じを聴き込むうちに、宇多田ヒカルには瀧廉太郎みたいな存在になってほしいなと思った。未来の民謡は宇多田ヒカルか米津玄師には書けるはず。先んじて先行きを照らしてほしい。
個人的には「せんそうの〜」ガラッと変わる雰囲気の理由が踏み外しにあるんだと気づけたことの方に合点がいった。one last kissでもそうだけど、踏むことより踏んだものを外す瞬間の方が印象に寄与してるような気がしているし、宇多田ヒカルはそのへんがすごい。

・無意識とかムードのようなスープみたいな心を映す鏡としてのコードの存在。自分らがやってるることだとそれはスケッチだろうか？

今日何日だっけ、のたびに(にゃんにゃんの日か)って思ってた。のに機嫌が最後整わなかったよ！

4/23 11:00-25:30
首が痛い。血行が悪い。気圧か？と思ったけど、最近この感覚がアテにならない。寝坊してまで質の悪い眠りをこいたのか。

マトリカリアの入荷作業をしていて、いうなれば「呼び方を知る」みたいな感覚があることに気づいた。
それは素敵なものを見た時の「これはなんて言うんだろう」っていう想像の先にあって、すげー俗にいえばクラスメイトの名前を知る感じに近い。
たぶん呼び方は認識論なんだと思う。自分の見つけた素敵なものにラベルが貼られないと、あやふやにしか認識できない。名前というラベルが自分の記憶の中で堤防になる。自分はこれからこの名前のもとに、これに対する印象を育てていくんだな、という感じ。
「名前を知った時の感動」ってどこかの言語では存在していないかな。

04/24 11:00-25:30
妙に寝坊が続く。

お風呂をキレイにしたら、何も汚れが目につかない気持ちよさに目覚めた。おかげで部屋を掃除してから寝れた。明日の朝が楽しみである。

04/25 09:00-

久々にアイデアの驟雨に打たれた。書いた手前そう呼んでるけど、イメージと「驟雨」の意味がたぶん違うんだよな。

驟雨のトリガーになったのは、MIU404の6話だった。話の内容もよかったけど、シックな演出が体の内側に効いた。見たあとにシャワーを浴びながら、今自分が作ろうとしているものの委細が見えた。

驟雨現象にはなにか方程式がある気がする。刺激的なものを見たり聞いたあとに、家まで歩く道とかシャワーみたいな疑似的な空白に頭が放り出されること、がそれっぽい。
でもまだ条件が足りないように思える。
今日、やけに色んなものの匂いがrecognizeできた。たとえば前を歩く人の柔軟剤とか、切られたローズマリーとか、どこかの店から漂うご飯の匂いとか。バイト先の前の白いアスファルトに反射した太陽の光であたりがほんの少し青んでいるのも気付けた。なんとなく、自分の感覚が尖っていたような気がする。強すぎない風が鼻に吹き込んでくる感じとか、金木犀の匂いに気付けるときと同じような気候だと思っていた。
寝姿勢が悪かったのか体が痛くて血流も悪くて、こんな風にアンテナの感度が高くなる日だとは想像もしてなかった。

PCがぶっ壊れた。頭の中で「そうやって言い訳作ってまた逃げる」って声がする。じゃあキサマはソールの抜けた靴やアクセルの壊れた車で家を出た時に引き返さないのか？明日とりあえず業者に見せる。

04/26
授業の補佐してた。ヘトヘトになるまで。
最近MIUで「自分の人生を出会うか、出会わないか」

04/27
バイトしてた。ヘトヘトになるまで。

04/28

後輩の演奏会にお邪魔した。

久しぶりに会う後輩たちがかわいい。
去年は先輩たちと久々に話す会だったのが今年は様変わりだった。いつまでも弟とか妹に見えるものなんだな。うれしいな。

04/29 09:00-25:30
バタバタしていた。スマホでビジネスメールが作れるようになった。
昔の写真を見返したらあんまり心に響かなかった。これも成長。もっとキンッキンに尖った近作を中心に出していったほうがいいんだとおもう。

04/30 07:00-25:15
デビューのセーター風な服が暑い日だった。薄ラベンダー色のシンプルな仕上がりのやつで、こういうニュアンスドな服が似合うようになったのは進歩だなと思う。ただし黒の方が着ていて心が躍る。
そんなニットにお昼をこぼして作った軽いシミが重曹で直った。こういうのってほんとにウソだと思ってた。コツが要る家事って成功したことなかった。

https://open.spotify.com/playlist/7fgKzC2tzRSKDaH8yPH0Zs?si=Nl_cVsGwS267gbUXjaTyQA&pi=a-iu7Khe3aSNmu

シャワーを浴びながら思いついたrally→御祭騒ぎをとりあえず保存した、スケッチみたいなプレイリスト。バイト中に急に思い出した、陽水トリビュートのカナリアも入れてる。

こっちは、rallyから感電への繋ぎを思いついてからいつか作ろうと思ってた車系プレイリストのふたつめ。チル要素を排除して、アクセルを踏み壊すように作っている。

ひとつめのPLは、mikiura/waytooniceの繋ぎが結構気持ちいい。意識/カナリアの意表の突き方も渋い。違う楽器が代わっていくような時間差の化学反応。

ふたつめのPLは、マヤカシ優男/メロスみたいに同じ楽器での受け渡しが結構かっこいい。
繋ぎ方のデザインになってきたとき、プレイリストも自分のアウトプットの端くれにはなるように思う。いつかは、過多になる勢いでアウトプットしてみたい。

ここでしか書けないけど、旅上手な人って好きだな。他者との関わり方に特別さを感じるし、自分もそうありたいとかなり強く思う。

05/01 09:00-26:00
パシフィックヒムの動画を見てたらこの時間になってしまった。しょーもなユーモアってジャンルがある気がする。

05/02 09:00-25:30
久々なグループでの飲み会があった。短時間てま色んなことがあった。遅刻して行ったら明らかに盛り上がってなかった(盛り上がってなさがその場でネタになっちゃうぐらい)。今日のとこは一旦寝てしまえ。

05/03 11:00-25:00
久々の寝溜めになってしまった。

最近壊れた生活必需品をひたすら買い集める日になった。タスクを「つぶす」とはまさにこのことか、と思いながら、古い服を捨てたりもし続けたら夜になっていた。

05/04 09:00-24:15
バイト先、忙しすぎないだろか。
妙に体力を消費されているような気がして、残業に気が向かない。同僚の人は自らが貢献していくことで同じコミュニティの周りを黙らせるタイプで、ヘトヘトなのに残業をする。
忙しいのは主に大型休日と母の日があるから。
忙しいとお客さんに頭を下げる数も増えて、特に今日は変な伝達ミスのきっかけになっちゃったせいで気分ももやもやしていた。服でも買ってしまおうか。印象がサッパリ変わる黒いトップス。上がりたての大学生が着るみたいなちょっとザラザラした生地の、ひたすらな上位互換。

なんかだんだん今年の自分は今まで一体、、みたいな思考が立ち込め始めたのでさっさと寝てしまう。誰かの方を向くアウトプットより、自分の内なるそれに熱視線を向けたい。自分に向き合ったものを作らないと人様とも向き合えない、やっぱりしんどい世界。

そういえば気持ちを整えるために見たMIU404の7話が、なんかずっとスベッていて悲しかった。あとあとの伏線とか対比対象になってほしいようなわざとらしい薄っぺらさで、野木さんの本じゃないのか？とさえ。

網戸がFixされてるわけでもないまま衝突を繰り返しているような感じがする(今日の機嫌のバイアスを大いに受けている)。よくも悪くも前にしか進めないから、衝突することでしか方向を変えられないのかもしれない。

穂村弘はゆっくり喋るらしい。それっていいな。暴走列車のブレーキになる気がする。