「アイデンティティの変化で習慣が変わる!福利で伸びる1つの習慣」

人生の中で1番と言っていいほどの良書に出会った。
「福利で伸びる1つの習慣」という本だ。
読んでる途中、目から鱗すぎて、もはや鱗の滝だ。

内容もわかりやすく、腑に落ちる。
人生、人格を変える可能性があるほどの良書だったので、みなさんに共有したく。

前半もいいことを述べているのだが、重要ポイントだけピックアップした。
以下は端折るため箇条書きで書いていく。
・小さな習慣、小さな改善・成長の積み重ねが大きな変化をもたらす
→毎日たった1%ずつ良くするだけで、1年後には37倍も成長している
・進歩や成長は、なかなか目に見えない。一定のところまでは、停滞していて、急激にブレイクスルーを起こす。
角氷に例えると、マイナス四度では氷に変化はない、マイナス三度、マイナス二度、マイナス一度と少しずつ室温を変えても角氷に変化は無い。
しかし、マイナスゼロ度にした瞬間、急に氷は溶け始める。
・良い結果を得たいのであれば、目標にフォーカスするのではなく、習慣化の仕組み、またそれを愚直に実行させることにフォーカスするべき。
・勝者も敗者も目標は同じだが、なぜ差が出るのか。
プロセスが違いがあるから。小さな改善の継続という仕組みを愚直に実行し続けて、成果が出るのだ。
・最小習慣から変化させていく。
1番最小単位の習慣を変えることで大きな変化を起こすことができる。
生活の最小単位を全て1%改善していくことで大きな変化を起こせる

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以下から重要な部分で感銘を受けたので、しっかりと描きたい!!!
■習慣とアイデンティティの関係性

一般的に「新たな習慣を始めるとき」もしくは「悪い習慣をやめようと思うとき」その習慣を変化させよう!!!!とする。
例えば、読書という習慣を始めたい、と思ったとき、毎日決まった時間に読書をしよう、本を読み始めよう、という行動にフォーカスを当てがちだ。


本書では、それは間違いである、と述べている。正確にいうと間違ってはないのだが、行動だけを変化させようと思っても、それは一時的な改善にしからならず、すぐに継続は難しい。

行動ではなく、その根っこの価値観、アイデンティティをいじる必要がある。これがミソなのだ。


■変化が起こる三つの段階
結果の変化(あなたが獲得すること)
→体重減少、仕事で表彰される

プロセスの変化(あなたが行うこと)
→毎日体重計に乗る、仕事のやり方を変えるなど

アイデンティティの変化(あなたが信じること)
→自分の信念、世界観、自己像、偏見

多くの人は「結果の変化」何を達成したいか、獲得したい!から逆算して、プロセスの変化に着手する。
要するに、ある目標のために、習慣(プロセス)を変えようとする。
そうではなく、どのような人になりたいか(アイデンティティ)、に意識を向けて変化に着手する必要があるのだ!!!!

人は無自覚的に自分のアイデンティティに沿った行動をアウトプットしている。
セルフイメージや信念と異なった行動をするのは継続出来ないようになっているのだ。
セルフイメージや行動を自分の信念と一致させようと、内部から圧力がかかり、自分自身との矛盾を出来るだけ避けようとする。

禁煙中の人が2人いるとしよう
1人の人にタバコをすすめると「結構です、やめようとしてるので」と言う。
この人はまだ自分が喫煙者だと信じていて、他の何者かになろうとしている
要は、信念は変えずに、行動だけ変えようとしている

もう片方の人にタバコをすすめると「結構です、私はタバコを吸いませんので」と言う。
わずかな違いだが、この発言はアイデンティティーの変化を示している
喫煙は過去の生活の一部であり、現在の生活とは関係ない。今はもう自分を喫煙者だと思っていない。

習慣(プロセス)を変えよう!!!と始めるとき、ほとんどの人がアイデンティティーの変化については考えもしない
「痩せたいな(結果)、このダイエットを続けたら、痩せるだろう(プロセス)」目標を設定し、達成するための行動を決めはするが、その行動を操っている信念については考えもしない。
しかし、習慣の背後にはアイデンティティがある、自分自身と矛盾する行動は長続きしないのだ。
過去の行動に引き込もうとする根本的な信念を変えなければ習慣を変えるのは難しいのだ。考え方や行動がアイデンティティに深く結びついているほど、変えるのは難しい。
新しい目標や計画を立てても、その人となりはそのままだからだ。

俺はこれが欲しいタイプの人だ と 俺はこのようなタイプの人だ では意味が全く違う
本当の行動変化は、アイデンティティの変化である
やる気があれば習慣は始められるかもしれないが、その習慣を続けられるのは、自分のアイデンティティの一部になった時だけである。
自分の人となりの一部となるまでは、その改善は一時的な物でしかない
つまり行動がアイデンティティと完全に一致すれば、もう行動変化を追い求めなくてもいい。

習慣を続けられない本当の理由は、セルフイメージが邪魔をしているだけだ。
最高のバージョンの自分になるためには、つねに自分の信念を修正し、アイデンティティの向上と拡大に努めなければならない

それではアイデンティティはどこからやってきて、どのように形成されたのだろうか

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ここまで読んで頂きありがとうございます。
また今度続きを書きたいと思います

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