「ワクチン差別」懸念 日弁連が無料電話相談

「ワクチン差別」懸念 日弁連が無料電話相談
10月02日 08時41分

新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、日弁連=日本弁護士連合会は、接種をめぐる差別や人権問題が懸念されるとして無料の電話相談を行っています。

日弁連によりますと、ワクチンの接種は強制ではないにも関わらず、「社員の接種状況が職場で公開されている」とか「上司から接種を迫られている」といった内容の相談が、各地の弁護士のもとに寄せられているということです。
日弁連は差別や人権問題が懸念されるとして1日と2日の2日間、無料で電話相談を行っています。
1日は、「役所の職員から接種するようしつこく説得を受けた」といった相談に、弁護士が「接種するかどうかは最終的には自分の判断です」などとアドバイスしていました。
日弁連=日本弁護士連合会の荒中会長は「接種率が高まる中で、差別、ひぼう中傷、不利益を懸念している人が増えていると思います。ぜひ遠慮なく相談を寄せて頂きたい」と話していました。
相談の電話番号は0120−320ー794で、2日は午前10時から午後5時まで受け付けています。

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