黙っていても始まらない！

　今年の記事を終えたつもりだったが、大事なことを残したまだった。そこのところをどうしても書かなければならない。

　僕は昨日、「すべての仕事には同様のノルマというものがある。」とか、「『欲』を刺激する体制や仕組みに迫る」とか、書いた。どこか上っ面で、突っ込むのを控えた感じだ。そうではない。

　カネがあって、カネが儲かるように、政治・社会の動きをコントロールする。無論マスコミを使いこなす方策を編み出し、一般には全く分からないようにする。それになお、自分が他よりスグレテいることに重きを置き、優越感を誇示するマインド。これらが縦横に幅を利かせることこそ、重大な人間的問題だ。
　これらを、歪んだ意識として敢然と拒否し、なおかつそれらが依ってくるものを、あらゆる面から暴いていく人が増えていかねばならない。その一人なのであるという自覚。それを言わないと、末文につながらない。

　それにしても、偏差値を始め、COVID-19の感染者数その「比較衡量」など、数字を信じるだけのマインドも困ったものだなぁ。人がいいのもほどほどに、と言いたくなる。

　改めて、「皆様、良いお年を！良い年になるよう、一歩でも前に進みましょう！」

　　　　　　　　　2022年（令和4年）12月28日　和久内明（＝長野芳明）

横浜市鶴見区　曹洞宗大本山「総持寺」で（4月1日）。始めの写真も同じ。