見出し画像

[鉄塔] 出張編 宝塚

兵庫県宝塚市の宝塚、宝塚歌劇の大劇場が町の中心にあり、手塚治虫の出身地としても知られるが、あとは住宅地とマンションのベットタウンである。中心に武庫川が流れ、両側は山という谷あいの地形で、山側には幹線鉄塔が走っている。

今回は、街の中を通る小さな長尾山線と、山の上の幹線新加古川伊丹線をたどってみた。

地図はこちら、合わせて参照してほしい。 http://goo.gl/maps/RoHKh

長尾山線

長尾山線の起点は、宝塚大劇場近くの交差点脇の1号鉄塔から始まる。ここから御殿山方面に坂を登ってゆく。

長尾山線2号は、新しい8角ポール型鉄塔。

3号。

4号。ここで片側が折返して、阪急の線路につながる。

一本だけの阪急宝塚線1号、昭和46年製。鉄塔なのか電柱なのか微妙な感じ。阪急線の架線の上に接続。

1回線だけになった、長尾山線5号。

再びポール型の6号。

6号の脇にある池。このあたりは溜池が多い。幼少の手塚治虫が過ごしたのもこのあたり。

ここから西に500mほど行ったところに、手塚治虫が昆虫採集をしたという森がある。稲田も残っていて、住宅街にあってここだけ昔の風景が切り取られているよう。

鉄塔に戻って7号。ここから2回線目が復活するが、どこにも接続されていない。

8号で向きを変え、中国自動車道に添って西に向かう。

坂の上から見た9号と宝塚市街。

10号と奥が9号。

11号。ここで鉄塔は唐突に終了。

普通の電柱に接続。このまま長尾山方面まで行くものと思われる。地理院地図では、この先も送電線で示されているので、立て替えられて電柱になってしまったのかもしれない。

新加古川伊丹線

長尾山線のさらに山側には、新加古川変電所から伊丹変電所へとつながる幹線路「新加古川伊丹線」が通っている。

中国自動車道を超えて丘の上のマンション群、「すみれガ丘」。なぜか地図上は“ガ”がカタカナ。

西の方から来る、136,137号。136号は別の路線と交叉している。

138号。

マンションの駐車場に立つ139号。

東に向かう140,141号。このあたりは宝塚の市街が眺望できるいいスポット。

川の対岸から136,137号。

東側の145号あたり。南北に走る別の路線も見える。右端の赤い屋根が宝塚歌劇大劇場。


●探訪日2014年8月29日。撮影は最後の2枚を除いてiPhoneカメラによる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?