見出し画像

留学でぶつかる最初の壁

ドイツへ来て約1週間、大きな壁にぶつかっている最中の倭子です。

皆さん、「留学でぶつかる最初の壁」と聞いて何を思い浮かべますか?言語?それとも文化?それぞれ個人や環境によって感じる壁は違うのではないかと思います。そして、私の場合それは「孤独」でした。それもかなり分厚く高い壁のように思えます。正直、留学がこんなに孤独なものだとは思ってもいませんでした。ということで、今回は「孤独」に悩まされている原因とこの状況から学んだことをお話しします。

とことん1人になれてしまう環境

私が「孤独」を感じている原因は2つあります。それは①1人部屋であること②周りに日本人が居ないことです。

①1人部屋 

私の住んでいるAm Hubland寮は、1人部屋が9割で370以上の部屋から成る寮です。そのため、もちろん私も1人部屋に住んでいます。最初は1人部屋の方が気楽で良いだろう!と思っていたのですが、実際は他の寮生との交流もほとんどないためかなり寂しいです。というのも、到着当初寮内に知り合いが1人もおらず、外との接点がゼロでした。加えて、私の寮は寮内での交流やイベントもほとんどないため、自分で出会いを作っていく必要があります。ですが、これがかなり大変。。1人部屋だとネガティブになりやすく、どんどん自分の殻にこもってしまいます。誰も知っている人が居ない状況に加え出会いもない、寂しいからと家族に電話しても逆に寂しさが増す、、とドイツに来て数日はそれはそれは孤独でした。

②周りに日本人が居ない

元々、日本人が少ないところへ!と思いヴュルツブルクへ来たのですが、いざ日本人が1人もいないところに来るとかなりの孤独感を感じます。

実は、今学期ヴュルツブルク大学に留学する日本人は私を含め3人(本当はもっといるかもしれませんが😅)いるのですが、私以外の日本人学生はまだドイツに到着しておらず、実質ヴュルツブルクにいる日本人は私1人、、、。そのため、日本人の知り合いもゼロ。渡航前は、留学に来てまで日本人と一緒にいるのは自分の成長にならない!日本人で固まるもんか!と思っていたのですが、自国のコミュニティがないことは友達作りにおいてかなり不利な状況だなと感じます。多くの留学生が、自国のコミュニティからイベントの情報や友達の紹介など、様々な情報を得ているようで、出身国が同じということは強い繋がりを生むようです。しかし、私にはその強い繋がりがないため、まずは情報集めからスタート。友達を作るまでにかなりの時間がかかります。


自分が動けば何かが変わる

このように孤独な1週間を過ごした私ですが、この状況を打破するために積極的に友達作りに励んでいます。その中で学んだことは、自分から行動を起こさないと何も起こらない、ということです。ただ、留学生のチャットグループに入る、イベントに参加する、それだけでは友達は作れません。その中で存在感を出していくことが大切だなと感じます。

私は存在感を出すために、全体チャットで発言する、イベントに参加する、自分から連絡を取る、ことを意識しています。1つ1つの行動は簡単なのですが、その行動を起こすためにかなりの勇気が必要でした。ですが、勇気を出して行動すると必ず良い結果がついてくるように感じます。全体チャットで発言したことがきっかけで仲良くなったり、イベントで出会った子と毎日一緒にご飯を食べる仲になったり、、。勇気を出して行動して本当に良かったな、と感じます。沢山いる留学生に埋もれないように、積極的に人の輪の中に入っていくことがとても大切だと実感しました。

今では、数人ですが友達もでき、町に一緒に行ったり、一緒にご飯を食べたり、と1人で孤独に過ごすことがだんだんと少なくなってきました。が、まだまだ寂しい(笑)これからも友達作りに励みたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?