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学び始めたアラフォー、焦燥感を前進に変える内省のススメ

このままじゃいけない。何か行動しなければ。
そんな気持ちがここ数年、自分の頭の片隅にずっとあった。

目の前の仕事と遊びに忙しかった20代。乳幼児の子育てと仕事の両立に必死だった30代前半。怒涛のように過ぎ去った今、この先のキャリアを長期的に考えるようになってきたからだと思う。アラフォーになってからようやく「このままでいいのか」という漠然としたキャリアの不安を抱えるようになった。

今の会社や仕事に対して大きな不満があるわけではない。でも、ジョブ型雇用とか45歳定年制とか、ここ数年でよく耳にするワードに焦燥感を覚えるようになってきた。やるべきことだけやる中高年を「ぶら下がり社員」と表現する記事に、胸がざわつく。まじめに働き続ければ安泰、とはいかないんだろうなと。

このままじゃいけない。何か行動しなければ。

そんな自分の中の焦燥感がここ最近、少しずつ変わってきたと感じている。
きっかけになったのは女性のためのキャリアスクール、SHE likesへの入会だ。

直感を勢いにSHE likesへ入会


学びについて調べていると、すぐにSHE likesに行きついた。前から名前は知っていて「若い女性向けのスクールがあるんだな」くらいに思っていたけど、調べてみると子育て中の女性も多く受講しているらしい。
オンラインで細切れに受講できるというのは、家族の時間を優先したい私にも合っていた。そしてライティングやwebデザインなど、学んでみたいと思えて、今の仕事にも生かせそうな分野が多くあることが魅力だった。

「やって後悔はしない気がする」という直感を勢いに、無料体験会に参加したその場で入会を決めた。

そんな入会から1か月半。受講内容はもとより、内省の習慣化が私にとって1つ大きな成果になっていると思う。

内省を習慣化させた、3つのこと

SHE likesに入会してから内省が習慣化した。その理由について考えてみた。大きくは次の3つだと思う。

1.学んで葛藤することが内省を生み出す

受講して学びを進めることが、内省につながっている。
受講していて楽しいと思うこと。ちょっと難しいなと感じること。その1つ1つから、これまで自覚していなかった自分の得手不得手に気づいたり、好き嫌いの解像度が上がったりしている。

例えば私は文章を書くことが好きな方だと思っていたが、ライティングを受講してみて、一概にはいえないと実感した。
ライティングにはいろいろな種類がある。インタビューライティングはスイスイ進められたが、エッセイは書くのがどうにもしんどい。なぜだろうと内省していくうちに、私は書く以前に自己開示への抵抗感がある、、というか、自分が人にどう思われるかをめちゃくちゃ気にしている!と気づいた。

思うように学習が進まず立ち止まることもあるけれど、だからこそ「自分は何をしたいのか、そのためにどうすべきなのか」ということを日々考えている。

2.受講生同士のゆるいつながり

SHE likesでは受講生内で様々なコミュニティがあり、交流しやすくなっている。そして多くの受講生がTwitterでSHE likes専用のアカウントを作成してつながっている。
Twitterでは一人ひとりの受講の進捗や悩み、成果など諸々が共有されている。そうやって自分の状態を言葉にして発信することも、内省の第一歩なのではないかと思っている。多分私は一人で進めていたら、予定通りにできていない部分に対して、見て見ぬふりをしてしまっていたかもしれない。

Twitterを眺めていると、自分と近いスタンスで受講している人もいれば、全く違う目的を持つ人もいる。そんな関わりの中で、私は比較的こういうタイプなのかも、と自分の輪郭がみえてくることがある。

内省は自分を客観視することが必要だといわれるが、それは自分一人で出来ることではないと思う。年齢も考えも多様な受講生の方たちとのゆるいつながりが、内省のための貴重な助けになっている。

3.コーチング

SHE likesでは月に1回、グループコーチングを受けることができる。
私はあまり人との交流が得意ではないし、最初あまり気が進まなかった。でも、試しに一度コーチングを受けてみて考えが変わった。
コーチングを通して自分の大事にしたいことや、目指していることがクリアになっていった。コーチング恐るべし。
コーチングのグループワークで一緒になったメンバーの一人に「今の仕事や働き方は好きで、スキルアップしたいという気持ちなんですね」という言ってもらって、ストンと納得したのを覚えている。初対面だからこそ、私のことをフラットに見てくれたのかなと思う(感謝!)

こうして改めて書いていると、私は「人と交流することが得意ではない」と言いながら、実はものすごく人との関わりに助けられていることに気付く。

”学んだつもり”で終わらせないために内省を続けていく

受講して新たな知識を得ると、なんだかすごく「学んでいる!」という充実感を覚えることがある。それはそれで良いことだけれど、ゴールではない。学んだ先にどうなっていきたいか、自分で決めて進んでいかなければならない。

”学んだつもり”で終わらせないために。学びが焦燥感を埋めるためだけのものにならないように、私はこれからも内省を続けていきたいと思う。


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