「撮影」に至るまでのハナシ
(いろんなパターンがあると思いますが、自分や自分の周りだとこんな感じで話を進めているよ、という風に捉えていただければと思います。)
こういう記事は先に結論がないと伸びねえよっていうので結論から書きますが、
僕は無償で撮影やってるのでなんかあったら気軽に声かけてね！
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さて、「撮影してほしい！」と思った時に、誰かに頼んだことってありますか？
この段階で、どうしたらいいものかわからない…というケースを耳にすることがあります。具体的な内容としては、誰に頼めばいいかわからない、どう頼めばいいかわからない、そもそもなにをすればいいのかわからない…など様々ですが、なんらかの原因により尻込みしてしまってアクションに移せないで燻ってしまうということが多いような印象を受けます。
せっかくの「結果を残したい気持ち」を燻ったままでとどめておいたり、燻るだけで終わらせてしまっては勿体なさすぎます。この記事が多少なりともヒントとなり、良い結果と楽しい思い出につながるきっかけとして参考にしていただければと思います。
まず決めておいて欲しいこと
日程(撮影の期限を設ける)
これは言わずもがなだと思いますが「いつやるか」を具体的に決めておかないと、機会があれば、そのうちに、で結局流れてしまいます。(こうなる確率は感覚的にかなり高い)
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2023.5追記
この段階の打ち合わせが曖昧なものは100%流れます。話があった気がするから予定空けておいたのにな…みたいな感じで他の人が撮ってたりして終わることが多いです。
そんな話があったな、詳しく詰めていくのはこれからなんだろな…話がないけど大丈夫なのかな、こっちから聞けることでもないのにな……と思っているうちに他の人が撮影してお迎えしました！みたいに画像が出てくると、なんとも言えない気分になります。
他の人に頼みました！とかあるならそれは教えて欲しいです…。
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キャラの誕生日までに！とか 2期放映に間に合うように！とか具体的な指針があると、なにより尻に火がついたような状態になりますので、なかなかいいペースで打ち合わせができることが多いです。なので、できるだけ明確に日程を決めてしまうことは大事だと思っています。
もっとも、使いたいスタジオが人気のところだったりした場合、希望の日に空いていないことなどもあったりします。そのようなときは、先にスタジオを決めてしまって、空いている日程のうちで候補を立てて進めていくのがいいですね。やりたい日にどこも開いてなくてやれずじまいでオシマイ、が一番残念です。
自分自身が不定休で休みが取れるかわかるかもまちまちなので結構ご迷惑をおかけしているのですが、一般的にはどうなんだろう…
早い人だと2-3ヶ月前くらいから日程は決め打ちしちゃってるかもしれない。合わせだとか人数が多くなると、そのくらい前じゃないと調整効かなかったししますし。
※このセクションのまとめ※
しっかりやりたいなら早く相談してくれよな
相談するならどんな感じの何がいいのか、具体的に話してくれよな！！
わからなかったらいくらでも打ち合わせするので、率直な気持ちを教えてくれよナ！！！！
やりたいこと
先のセクションの最後に触れたように、場合によっては日程を決めることより先行することもあるのですが、大体の場合はこの順で大丈夫でしょう。
あらかじめ決めて伝えて欲しいことは具体的に
・どんなことを(どんなキャラ・衣装)
・どこで(どんなスタジオ・ロケーションで)
・どんなふうに(明るく/暗く かっこよく/かわいく)
この3点。これが最初からガッチリ決まってれば、最後までスムーズにことが進み、いい結果が伴うものでしょう。
※このセクションのポイント※
打ち合わせをしっかりしような！
どんなことを
どんなキャラを、どんな衣装で、というのは撮影の根幹の一つであるので必ず伝えて欲しいです。「とあるキャラの撮影を…」と言われても、その先の方向性がまるで定まらないので勘弁してください。これはマジで。
撮影会でサプライズ登場！をさせるでもないので隠す必要もまるで無いと思うので、ひとつここはよろしくおねがいします…
※このセクションのポイント※
打ち合わせをしっかりしような！
どんなところで
スタジオは、パッとここがいい!と出すのもなかなか難しいと思われますので(撮影に相当慣れてる人でも結構悩んだりしてすぐに決まらないものです。)なんとなくの雰囲気で大丈夫です。「学校」「部屋」「廃墟」「海」…なんでもたくさん出てきますが、まずはなんとなーーくイメージに合致する写真やイラストなどをTwitterでもなんでも画像検索したり、箇条書きでもいいのでイメージをまとめて伝えていただけると意見の擦り合わせは非常にスムーズになります。
予算とかもいろいろあるので、その辺りは打ち合わせしていきましょう。
それだけです。
費用や予約の取りやすさなどでシェアスタジオは手軽な気がしますが、しっかりやり込もうとすると少々不便であることが多いと思います。
自分はシェアスタジオはあまりオススメしません。
ブースを長時間占有できないのでじっくりと撮影できなかったり、ミスに気づいてやり直そうにも順番待ちでできなかったり…
シチュエーションが多数でいろんな画が撮れる！とも思いがちですが、その分一つ一つのブースは小さくなり撮れる画も限られてしまうので、どうしても広く浅くといった結果になりがちです。
しっかり撮るなら単一テーマに絞って、シチュエーションを増やすなら複数回に分けて実行するのが良い結果につながると考えています。
そのあたりの決定も含め、意見のすり合わせが大事になってくるのでできるだけ情報量が多くほしいです。
シェアスタジオについて、なるほどなあと思う意見を目にしたので追記しておくと、「周りの行動から、作品も撮り方も流行りのものなどが目に入って勉強になる」という点。これはなるほどなあという感じで、そういう場にいるからこそ感じ取れる色々も間違いなく存在すると思います。
反面、周囲に他人がいるというのは環境としてはかなり気になるものです。
実際にその場に行って、レイヤーさん同士で撮り合ってたりする中での撮影はかなりのアウェー感があります。知らずに行くと、結構しんどく感じてしまうことも多いものかと思います。
全ては個人の感覚によるものですが、誰でもOK！て環境ではないと個人的には感じているので、利用するとしたら色々と考えて、それこそ環境を知ってていて、なおかつ冷静に判断できる撮影者としっかり相談したほうがいいでしょう。
※このセクションのポイント※
打ち合わせをしっかりしような！
どんなふうに
「腹が減った！なんか食べたい！」に対して三つ星レストランの予約を取りました。しかし、食べたいのはラーメンでした、ではあんまりですよね。
ラーメンっても、淡麗鶏白湯そば(細麺)と大豚ダブル全マシじゃ違いがありすぎますし、できるだけ条件を多く提示して欲しいものをお伝えいただきたいなあと思います。
どんなふうに、ていわれてもわからない…といわれますが。
本当にざっくりでいいんです。かっこいい系がいいか、綺麗系がいいか、カワイイ系がいいか。もうそれだけでも和洋中の指定をするくらいにはなっています。
後はその中で、どういう方向に行くか。できるだけ遠慮なく、どうしたいのかを素直に言ってもらえると嬉しいし、やりやすいですね。
このあたりを最初からドカンとぶつけてもらえると、あとは調整次第で撮影までたどり着ける可能性は高い気がします。
※このセクションのポイント※
打ち合わせをしっかりしような！
これはちょっと困る…
いろいろと打ち合わせとかしていますが、やっているうちにどうしても困ってしまうことが出てきます。
ちょっとくらいならどうにか合わせてやっていきますが、正直な話として合わせるにも限度はあります。こちらも楽しくやっていきたいので、そのあたりは頼みますよ、ということを少々。
ファーストコンタクトの返し方が不明
（全て実際にあったDMの例です）
「こんにちわ！」
「はじめまして！」
「XXさんからお話を聞きました！」
「どーもです」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
いやどうしろっちゅうねんな？
一般的に考えて、完全初対面の相手にそんな文送るか？？
その後の用件はなに？？？？？？
その後に文が続いてたらまだわかりますが、それだけ送られても正直どう返せばいいのか困るし、率直な感想として、他人とのやり取りの第一歩がそんな感じで来られるとこの先真当なやり取りができる気がしなくてその段階でめちゃんこマイナスイメージです。
こんにちわ！て来たらそのまま返せよと怒られたこともあるんですけど、多分普通はうわ….てなっちゃうと思う。自分の脳みそが古臭いのかもしれないけど、流石にそれはだめでしょみたいなのは避けたほうがいいんじゃないかと思います。
ご挨拶は大事だと思うけど、この前のセクションの内容を汲んだ…というか
せめてもう少し具体的に、「今度来る○○の撮影がしたいです！」「うちの○○の○○衣装で○○な撮影をお願いしたいです！」くらい内容のあるやり取りから始まってほしい気がするんですよね。
他の皆さんそのあたりどうなんだろ。ちょっと気になります。
なにも決めてない・曖昧すぎる
「XX（オリジナルキャラ）を撮ってください」←これはわかる
「どんな感じでしょう？」
「その辺は（適当に・いい感じに）お願いします」←？？？？
いや、あなたのオリジナルキャラの世界観なのですが、全然説明もなしに丸投げされてもどうすればいいのかわからないんですよね…
僕の好みにしていいんですか？じゃあ
こういう感じに仕上げていきますけども…
嫌でしょ。これは。
版権キャラだったら調べて応じてできますけど（それでもどんな感じが良いかは教えて欲しい、本来のイメージからずれた二次創作のイメージで固まってるかもしれないので）、このあたりはほんとに。
お願いします。
ところで、撮影にかかわる費用ってどうなの？
基本は無償でやっています
自分は撮影させてもらう時に、基本的に対価はいただくことなくやっています。
スタジオ代が発生するときは割り勘で、自分の交通費は遠方でも全部自費で(出かけるの好きなので…) 、という感じです。
スタジオ代は、相談した上で持ってもらっちゃうこともありますが、基本は折半でやっていますし、その前提で色々探したりしています。
スタジオ借りる金額が高いからやめるとか、そういう一番つまらないことはできるだけしないでほしいので。少しでもいい結果にできるなら自分はすこしでも協力できるように有りたいです。
交通費に関しては、どんな長時間電車に揺られて僻地に行っても、困ったことにそれが楽しみだったりしますし。撮影終わった後投宿して近くのローカルスーパーに出向き、ローカル惣菜をツマミに一杯(飲むのは確実に1杯では終わりませんが)やるのが楽しいので、変に気兼ねなく無視してもらってでいいと思います。逆にいただくのが申し訳ないような行動をするので、ほんとに考えないでほしい。
対価を得たことがないのか、と言うと無くはないのですが
そのあたりはどうしてもらったの？？？？？と納得いかない方と会ったときにでも個別にお話することにします。
少からずとも、対価を求めてやってはいないということ。
色々あるけど、そんな感じです。
どうして無償でやるのか
無償とはなにか、ってなっちゃうんですけど。
少なくとも、撮影に関するお礼だとか手間賃、作業料みたいなのはいただかない方針です。
理由は単純で、そういうのがあると楽しくないからです。
自分自身が対価をもらうだけの腕がないと思っているのが一番ですが…被写体、撮影者、どちらかが全部費用を持つと、撮影を頼んだ・撮影した責任がどうとか以前になんか気軽でないような、双方に無意識のうちのひっかかりというか気兼ねというかが出てきて単純に楽しくなくなってしまう気がするんですよね。
「撮ってやってる」には絶対なりたくないんですよ。趣味として撮らせて頂いてる身だと思うのですが、だからってへりくだり過ぎてるのも楽しくない。
互いに対等に、一番楽しく笑ってやっていられるのが、かかった費用（スタジオ代）を折半することなのかなあと思ってやっています。
このあたりはいろんな考えがあるので、無償でないとダメとかそういうことを言う気は毛頭ありません。何度も繰り返しますが、あくまでも、自分は、という話です。
最後に
成功するために伝えてほしいこととかは色々あるけど、そんなに難しいことはないと思うので、ちょっと本気で撮影したいとかなったら気軽に声をかけてもらいたいです。おそらく、これは自分だけでなくて、じぶんとよくつるんでるような人たちもみんな一緒のようなことを考えてると思います。
一番悲しいのは費用面ですべてを諦めてしまうこと。
思ったよりお金はかからないはずです。ちょっと踏ん張ってもらった方がいい結果になったりはするけど、ソシャゲの課金我慢すればどうにかなるくらいなので大丈夫です。具体的には、一回あたり¥5000~15000くらいで色々収まっちゃうんじゃないのかなあ。
いろんなひとが、遠慮なく。表現したいことを表現するために活発になれたら最高に楽しいだろうなと思います。
結構遠くでも（自分は）出向くので、もしなにか撮影したいような事があったらご相談いただきたいなあ。よろしくお願いします。
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