人の予想に「まる乗り」するのを辞めた話
競馬を始めて、3年目に突入した。
初年度は馬券の種類や買い方も右も左も分からない状態だったが、少ない金額で始めたこともあり、最終的には回収率106%くらいで楽しむことができた。
ただ、殆どがTwitterやYouTubeの予想家の買い目に「まる乗り」して買った馬券だ。
これが大きな間違いだった。2年目は、色々知識付いたこともあり、「欲」が出てきた。もっと、当てたい。お金を増やしたい、と。
高配当を期待して3連系の馬券を狙うようになり、買い目は自然と多くなった。
そして、予想家の予想に只々「まる乗り」し外れた時のなんとも言えない気持ちがストレスと感じていた。
競馬は楽しい。これは、事実であり、正直辞めたくない。ただ、負けるとストレスである。身を粉にして働いたお金が無くなる時は一瞬なのだから、よく考えると恐ろしい。後になってPS5買えたなーとか、考えてしまう。
競馬は「投資だ」という人もいるが、自分はそうは思わない。競馬は「ギャンブル」である。所謂、投資と呼ばれる「株」や「投資信託」は元本割れを起こす可能性はあるものの、「0」にはならない。
競馬は外すと「0」になる。なので、競馬を「投資」と考えるのは辞め、「ギャンブル」と正しく向き合うことにし、今年から5つのルールを決めた。
①100%の的中率は不可能
競馬で100%当たる人なんていない。基本当たらないのだ。どうしても、的中し、お金が増えると「翌週も当たる」と錯覚を起こす。
3割打てれば、一流打者なのだ。
まずは、基本外れるということを分かった上で、「きたらいいな」っていう気持ちでやる。
②人の予想に「まる乗り」するのを辞める。
人の予想に乗って外した時のガッカリ感は、どこにもぶつけれない。結局、自分の責任で馬券を買ってないからストレスが溜まると考えた。人の予想はあくまでも予想。自分で買い方や馬を選ぶ基準をしっかり持つことで、外した時のもやもやを断ち切ることとした。自分で考えた予想で外れるなら「しょうがない」って思えるし、自分のせいにできる。
人の予想はまる乗りをするのでなく、参考にするのだ。
③馬券はワイドだけ※オッズによる
自分の勝負馬券の券種はワイドだけにした。理由はシンプルに馬券内に来そうな2頭を考えるだけだから。後は、馬連と違い2、3着でも的中だし、何よりも買い目を絞れて、そこに自分がそのレースで掛けれる金額を全集中できる。
今までは3連複フォーメーションを好んで買っており、紐を広めに流していた事で、買い目も増え無駄な馬券を多く買っていたが、ワイドにした事でハズレ馬券の削減ができた。
一方で、ワイド馬券はオッズが中々付かないよ、、、って言う事もあるが、そしたらそのレースは「見」すればいいと言うことにした。
自分が勝負したいレースにだけ資金を集中することができるから。
④金額はストレスに感じない金額
お金は無尽蔵にあるわけでない。ただ競馬はしたい。ただ、お金が減ると、ストレスを感じる。
どうすればいいか、ストレスに感じない金額でやるだけである。
競馬は外れて当然だ、と言うことを前提に自分が競馬に出せる金額、もっと言えばその1レースにかけれる金額はいくらなのかきちんと認識する事にした。
購入する馬券の自信度やオッズ、ストレスが溜まらない範囲なのか慎重に考えてから購入すると決めた。
こうする事で、無駄なレースを省く事はもちろん、自分の予想にも自ずと磨きを掛けれるようになり、仮に外れてももやもやしなくなった。
⑤やるレースは1日5レースまで
上記と重なるが、まず、月の中で競馬に使える金額の範囲内でやる事。
その上で、1レース一体いくら使えるのかを真剣に考えた上で上限を5レースとした。当然、5レースいかない時もある。
負けが続き、冷静さを欠いて次から次へと買う場合は大抵負ける。勝つ可能性はそこまで元々高くないと言うことを理解する。
以上、ダラダラと書いたがルールを逸脱しないで、3年目の競馬を楽しみたいと思う。
ちなみに、1月の馬券成績は今の所、調子がいい。
これが、ルールを決めてやったことの結果の現れなのかは不明だが、、、
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