見出し画像

路上ライブ初日の感触

メルボルンに着いてから15日。

ほとんど郊外で過ごしていました。
郊外は街全体が公園みたいな感じで、散歩して鳥を観察したり。
まずは、乗り物の乗り方、買い物の仕方あたりを覚えて。

民泊でお世話になっているご家族の主人がたまたまバンジョー弾きだったので、一緒に三線を弾いて遊んだり、英語のコミュニケーションに励んだりしておりました。

数日雨が続いていたので、家で調べごとをしたり、オンラインでバスキング(路上ライブ)の申請をしたりしつつ
次の晴れの日には都市に出てみるかぁ!と心に決めていました。

一番栄えているCBDと呼ばれる都市(Central Business District ビジネス中心区域の略で、シティとも呼ばれている)は、けっこう小さなエリアで歩いてまわれます。
今日は誰かがやっている路上ライブの様子を見て勉強しようかなぁと。

申請できる路上ライブの場所は、一般許可のエリアとプレミアム許可のエリアがあって。
一般許可は3ヶ月で3千円くらい。
プレミアム許可ってのはある程度の技術があって(審査会がある)、30分以上のパフォーマンスができる必要があり、一般の場所で半年以上の経験を積まないと申請できないらしい。

とりあえず、プロの路上ライブのパフォーマンスを見ようとバーク・ストリート・モールに来てみました。

おぉ〜やってますねぇ!

何組かのパフォーマンスを見て歩き回り、
せっかく来たので観光名所にも行ってみることにしました。

フリンダースストリート駅

オーストラリア国内初の駅で、1854年に完成したそうです。
170年ぐらいの歴史があるんですねぇ〜

歩き回って疲れたので、近くのアレクサンドラ・ガーデンと言う公園で休みながらこの後どうするか考えました。

三線ケースを枕に寝転ぶ

ごろごろしながら、路上ライブ許可エリアの地図を見てると、アンプラグ(アンプに繋いでない、生音)だったらOKの場所を見つけたので腹を決め出発!

ヤラ川沿いでいっちょ歌ってみることにしました。

三線を出したら秒で話しかけられました。
中国人のお姉さんが、すごく興味を持ってくれて、なんとか英語でこの楽器は中国から伝わったんだよ〜って話しました。嬉しいね。

立ち止まって聞いてくれる人は多くはないけど、通り過ぎながら笑顔をふりまいてくれる人の多いこと!

一体何ヶ国の人たちに聞いてもらえたんだろうか。

時々、コインを投げてくれます。

海外初の稼ぎじゃあ〜!

日本でもそうだけど、笑顔を向けてくれる人もいれば、良い顔をしない人もいます。

だけど圧倒的に笑顔の人が多い。
とても多国籍で美術や音楽が盛んな街だから受け入れてくれる心も大きいんだろうねぇ

少し自信を付けて、今度は街の中心あたりへ移動。

なんか売りに出てる店の前で

けっこうヤバそうな人も多いので、なんとなく日本料理店の横でやってみることに。
もし何かあったら飛び込みやすいかなぁと。

酔っ払ってる人に話しかけられたら、英語が喋れませんと言って歌い続けてました。

暗くなると怖いので、夜8時までには終わらした方が良い雰囲気。

うぉ〜う!やったぜ〜
でっかい銀色コインは50円、20円、10円玉あたり。
ちっこい金色のは100円、200円玉。
500円札も入りました!

初日にして上出来です。👍

ふむふむ。お札をがっぽりはなかなか難しいようだと感じました。
今日は計2時間ぐらい歌ったかなぁ〜
色々課題も見えてきた。

とりあえず、色んな国の人たちの前で歌えてすごく嬉しいし、投げ銭も頂けて大変ありがたいけど、立ち止まって聞いてくれる人は少ないねぇ〜

なんと言うか、あなたの歌がいいからってより、やってることに対しての気持ちみたいな感じでお金を入れて頂いてる感じですね。

まぁ初日だから!

ゆくゆく、アーティスト名や各SNSのQRコードを貼ったボードを用意するといいかもな。

あと、英語で簡単なプロフィールと三線の説明?沖縄の地図とか?
とりあえず名前とfrom Japanだけでもいいかもしれない。


とりあえず、良いスタートが切れました!
気を付けてがんばりま〜す( ˆoˆ )/

P.S 休憩の公園でねずみが見れて嬉しかった。笑

隠れねずみ

おやすみなさい🥁

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?