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アイドルファンになってはじめて、「アイドルの死」を目の当たりにした。

2020年4月、100円ショップの店内BGMで
Juice=Juiceの「ポップミュージック」を聴いてから、
まるで底なし沼に足を踏み入れたように
ゆっくりと、そしてズブズブと
Juice=Juiceに、ハロプロにハマっていった。


そして全てのハロプロユニットを、古今調べた。
一つ調べれば次から次へと関連項目が出てきて探求意欲が無くなることはなかった。


ハロプロについて調べていく内、「Juice=Juice」は僕の”箱推し”グループとなり、メンバーの名前を覚えるのにそう時間はかからなかった。

30年間アイドルに興味がなかった人間が数週間でドルオタになった。
自分でも驚いている。


妖艶な声音でJuice=Juiceのセクシーさを牽引する、
金澤朋子

ザ・センター 歴戦のハロプロアイドルサイボーグ、
宮本佳林

ハロプロイチの歌唱力で実力派グループJuice=Juiceの底を上げ続ける
高木紗友希

ハロプロ屈指の成長株。天然キャラで顔が良い
植村あかり

流し目がエロい、遅咲きの歌ウマ次期エース
段原瑠々

ハロプロイチのダンス力と愛嬌を持つ。苦しい来歴を経ている苦労人
稲場愛香

タコちゃんの相性で親しまれる、いつも元気な愛され妹分
工藤由愛

キリっとした顔で「やふぞう」とか言う、若いながらも妖艶さを持つ
松永里愛


僕にとっての「Juice=Juice」とはこの8人だった。
ちゃんさん(宮本佳林)の卒業はファンになったときには既に発表されていたが
「この人卒業が決まっているんだ」と知ったときは悲しかった。
ファン歴の激浅の僕の目から見ても、彼女は眩しく輝いていた

ほぼ毎日Juice=Juiceの楽曲を聞き、ラジオもアプリのプレミア会員になり毎週必ず全ての番組を聴いていた。
そんな中発表された高木紗友希のグループ脱退。

衝撃だった。
文春砲発射からの翌日脱退。なかなかエグい処置である。


これがタイトルで述べた「アイドルの死」。


ヘイトはハロプロや文春や優里に行きそうなものだが、事の責任がどこにあるかには興味がない。
あるのは「紗友希がいなくなる」という決定事項と
「好きなアイドルがスキャンダルで辞めるとこんな感じなんだな」という感慨だけ

これからもこの8人を変わらず見守っていく(玲音ちゃん入れて9人)
という漠然とした未来が変わってしまった。


遡って研修生のころの紗友希も見ていたから、
あの慈愛に満ちた母のような、それでいて困った子犬のような、紗友希がもう見れなくなると思うと寂しい


Twitterを見るとファンはほとんどが紗友希の境遇について同情しつつも
「紗友希の幸せを願う」
といったものばかりで、ハロプロのファンになって良かったと思った。
僕はまだそこまで言えないけど。


紗友希は歌唱力がずば抜けているから、ソロでもやっていけるだろうけど、
スキャンダルで辞めるという点と、もう女性として生きていく道を選ぶかもしれないというのがあるので、
アーティストとして復帰しない=アイコンとして消滅する可能性もある。


アイドルの恋愛に関してなんの感情もないけど
「優里許せねぇ」と一方的になるのは違和感がある。

どちらかというと少数派の
「脱退になるのは当然。ルールは守って然るべき」という意見のほうが分かる。
コンプライアンスが堅いのがハロプロの良いところだもん。


そもそも恋愛しないなんて年頃の女の子に出来るの?と思う。
「恋愛禁止」なんてアイドルに課せる制約であって
到底人間に課せる制約ではないよ 食と睡眠と並ぶ欲求なんやから
そんなのファンタジーよ
でもそれが会社の方針法律なんだから制約を飲んだ側は命がけで隠さなきゃ。

そう考えるとさくらのブログも生意気よね
さすがやなという感じもするけど

内容は「音楽で評価してほしい 女性を搾取する方針はどうなの?」 みたいな感じ


紗友希はアップフロントに対して反抗心があったのではないかなと思う
幾層にも厚く積もった不満がある中で別れることを要求され一触即発してしまった、とか。

とはいえファンに感謝はしているだろうからそれを裏切ってしまったわけで。

以上、ドルヲタの友達が居ない男のチラ裏でした。

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