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こんなときだから、よく考えて、慎重に。

第2回の親子で楽しむ『テーブルde茶道』開催しました。

今回は、テーブル茶道だけでなく、練り切り和菓子作りにもチャレンジ!

…でもね、コロナウィルスは猛威を振るい、感染者数急拡大。
このまま実施していいものやら、どうやら。

そんな真っ最中の実施だったので、趣向(テーマ)を少し変えて、

『健康とコロナ収束を願うお正月』

としました。

掛け軸は、『松竹梅高砂』
おじいちゃん、おばあちゃんが2人仲良くお散歩しています。
みんなのおじいちゃん、おばあちゃん、まわりのお年寄りがみんな元気で長生きできますように、そんな願いを込めて。
新型コロナウィルスは、おじいちゃんやおばあちゃんが感染すると重症化する場合が多くなるので、みんなで健康を願おうね。


そんなお話ではじまった『テーブルde茶道』。

まずは、私の素話から。

むかしむかしのお話です。
江戸の街には、奇妙な病気が流行っていました。
咳がら止まらず…

から始まる『アマビエ』のお話です。

(絵本の読み聞かせではなく、素話は久しぶりだったのですが、じーっと見つめて、真剣に聞いてくれる子ども達の様子にひそかに感激していた私です。)

お話では、アマビエの姿を描き、それを見せたら病気が治るとなっていたのですが、今日は、アマビエの和菓子を作って、家族に見せてあげようね…とつながり、和菓子作り。


子ども達だけでなく、
お母さんも、
かわいいアマビエができました。



予定では、自分たちが作ったお菓子を食べてからの茶道体験でしたが、マスクを外す時間が長くなるので、お家に帰ってからのお楽しみにしようね。

ここで、前半終了。


後半、いよいよ茶道です。

まずは、お待ち合いで禅語のお話。

萬物生光輝
ばんぶつこうきをしょうず

子ども達にもわかる言葉で説明。

あとで写真を見ると…
まだ文字があまり読めない年少さんや年中さんも、かぶりつきで聞いてくれていたんですね。

みんなもキラキラ輝いていますよ。


そして、いよいよお点前です。

まず、お母さん達から。

子ども達は、お菓子をマスクの下からそっと食べて、
お母さん達が点ててくれたお抹茶を一服。
抹茶碗の拝見もじっくり、しっかりと。

さあ、次は子ども達の番です。

お点前も、お運びも上手に美しくできました。

盛りだくさんのテーブルde茶道でしたが、"おしまい"まで自分たちで。
それでも、時間通りに終えられました。

今回は、年少から5年生までの子ども達とお母さん、おばあちゃん。
幅広い年齢層のご参加でしたが、みんながドキドキしたり、緊張したりしながらも、楽しく参加できました。
そして、
みんな、結構なお点前でしたね。

お抹茶には、免疫力を高める効果があると言われています。

お家でも、お抹茶点てて一服できるといいですね。

☆☆☆

前回参加してくれたみなさんも、持ち帰った茶道セットを使って、何度もお家でもお点前をしてくれたと報告をいただきました。

親も子も
自分でお茶を点てられるようになる茶道
一服のお茶からはじまる幸せな時間

はじまっています


〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜

☆次回は、2月28日(日)です。
→あと1組です!

テーマ(趣向)は、『ひな祭り』です。


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