#077

薄墨を重ねたような雨雲が
なんとも言えない陰影を作りだしてた

こんな空も、悪くないな

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学校が始まって、
夏休みの宿題や、月末の忙しさや、
気を張っていたものが
ふっと緩んだのか、
気合いで回していたところが
燃え尽きた気持ちで
ここ数日、書けなかった

空っぽの自分

でも、敢えて空っぽになることが必要だった気もする

考えなくて良いことを、ここ数日してた

けれど、それは逃げや甘えでもあったのかもしれないな

90日続けたら、何かが見つかるかもしれない
何も見つからないかもしれない
でも、無くなるものもない

わたしのペースは遅いのかもしれないし、
それじゃあ現実は変わらないのかもしれないけれど

ここのところ、
笑って学校に送り出せたり
笑って眠りについたり

いつもより、すこしだけ

ちょっとした違いだけど、
新しい形がぴょこっと見えた気がして
それをもう少し
味わいたいと思ってる

頭では分かってるけど
どうしても
抜け出せないなら
一度
頭は忘れて感じるのもいい