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統一運動《5/31 今日は何があった?》

1963年 韓国、「世界基督教統一神霊協会」、政府登録(社会団体第261号) 👇
1987年第1回「世界平和のための頂上会議」(~6/4 韓国)
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1993年 「真の父母と成約時代」宣布アメリカ巡回講演 ミルウォーキー、フィスター、ホテル
2000年 南米・ヨーロッパ巡回講演 カナダ、トロント、ウェスティン・プリンス・ホテル
2003年第10回メディア修錬会(~6/5,米国ワシントン)
2006年 「天宙平和連合」祖国郷土還元120か国大会 スリランカ、コロンボ、ワールド・トレード・センター
2007年 天宙平和神文明開闢宣布アメリカ大会 サンフランシスコ、ハイアット・リージェンシー・サンフランシスコ・エアポート

《1963年 韓国、「世界基督教統一神霊協会」、政府登録》
真の御父母様の生涯路程 4

三 協会登録と財団認可
登録のための準備基盤
 先生はこの三年路程を最初に出発する時、獄中生活のような立場で出発しようと言いました。先生は世界的な迫害を考えます。三年路程中に三つの政権を経て、世界的な患難を体験しなければなりませんでした。自由党政権はアダム型、民主党政権の朴順天はエバ型、そして共和党政権は天使長型を象徴しています。米国は現代のローマであり、韓国は財政的には米国の植民地を免れ得ずにいます。
 統一教会が政府に登録された時、政府では大きな闘争が起きました。その時が一九六三年でした。先生はこのような日が来ることを知っていたので、これに備えた天的な基準を立てなければならないと考えていました。それで外国宣教を準備をしたのです。それは、アベルが束縛されたらカインを立てて、蕩減復帰できる準備をするためです。昔はカインがアベルを殺しましたが、今は、外国を中心にカイン的な祭壇を形成し、アベル祭壇を支え、アベル祭壇を救うことができるのです。そのような世界的な因縁をつくるため、追われ追われながらも、外国に宣教師を送ったのです。
 こういう時であればあるほど、必ず国家的な弾圧があるので、それに備えるための内的な準備をしなければなりませんでした。そのような責任を感じ、米国と日本に宣教師を送り、ドイツにまで宣教師を送ったのです。そうして、私たちの教会の登録が問題視される時には、既に米国連邦政府に統一教会が登録されていたのであり、日本にも登録されていたのであり、ドイツにまでも登録されるようにしようとしたのです。そうなれば、世界民主主義の先導国家である米国でも統一教会が歓迎されているのに、韓国で反対し登録を問題視するようになれば、国家的な恥になるからです。
 そうなれば、政府が慌てざるを得ないし、私たちを侮れないということが分かるようになるのです。このような天的な事情があったがため、皆さんを五千五百人以上動員して地方に送り、啓蒙をさせたのです。皆さんが地方に行き、道知事や郡守、また面長から数百枚以上の表形状をもらったことは、本当に素晴らしいことです。皆さんが血と涙を流す苦労と戦いをしたがゆえに、地方の人々が統一教会を擁護できる段階にまでなったのです。

協会登録(一九六三・五・三一、社会団体第二六一号)と財団法人認可(一九六三・一〇・四)
 復帰摂理はカインとアベルの間の戦いです。それで、事件においては常に、文氏がカイン側から現れるのです。いつも先生を迫害する人は文氏です。家庭的レベルと国家的レベルでも文氏が反対したのです。私たちが政府に登録しようとした時、文教部(文部省)が登録を取り扱ったのですが、その時の文教部(文部省)長官であった文氏が私たちの申請を拒否しました。私たちはそれと戦わなければなりませんでした。一週間後にそれが覆されました。その一週間は七十年、七百年あるいは七千年に該当するのです。
 その当時それが覆されなかったならば、私たちはどのような宗教的な運動もできなかったことでしょう。それは覆されるようになっていたのです。ついに私たちは、一九六三年五月三十一日に登録されるようになりました。
 それでは統一教会はいかなる立場にあるのでしょうか。第三イスラエルという祝福を受け、忠孝の道を受け継げるユダヤ教の立場として復帰されているのです。それゆえに登録証が出たのです。ローマ帝国のような米国にも登録され、ユダヤの国のような韓国にも登録されたのです。
 そして先生が出獄してから八年目に(一九六三年十月四日)財団認可が出ました。一九六〇年から三年は、イエス様の公生涯期間三年を復帰する期間でした。
 しかし先生は喜びませんでした。なぜなら第二次の戦いが残っているからです。第四次まで行き、神様が喜ばれる時、共に喜ぼうと思います。三年路程は先生が行く道です。七年で終えようとしていたのを二十一年で終えようと思います。ですから、今から四年で二十一年は終わるのです。
 この民族はますます混乱に陥っていきます。私たちはその時に備えなければなりません。贖罪の祭壇は統一教会しかありません。四年が過ぎたらこの民族を動員し、世界のために犠牲となり奉仕しなければなりません。そうして涙と血でもって世界を復帰しなければなりません。韓国が問題ではありません。

協会登録の奉献祈祷
(一九六三・六・四、閏四・一三〔閏月:陰暦で見ると、閏年に同じ月が繰り返されることがある。ここでは後の月を閏月と呼ぶ〕、前本部教会、登録自祝会)
 一九六三年間四月十三日、この日をお父様が誇りの日として受けてくださいますように。六月四日は私たちの記念すべき一日でした。父の愛の心情を体恤したことを永遠に万民の前にお祝い申し上げ、全天宙の前に表すことができますように。
 泣いても泣いても尽きることがない、悲しみと喜びが交差するこの日であることを私たちは知りました。神様にあっては褒めたたえられる日であり、サタン世界にとっては審判が下されるべき、民族的な勝利の日、世界的な開拓の日とならしめてくださったことに感謝申し上げます。
 今、世界に散らばっている統一食口は、この日を迎えて喜んでお祝いしますので、父の胸中に積もっている恨をすべて解いてください。子女たちをお集めになり祝福なさるこの日、この子女たちをあなたの息子、娘として召命され、天の主権を立て、天の家庭、天の国民、天の国土を復帰して、父の栄光を享受してくださらんことを切にお願い申し上げます。
 今、私たちは一日を迎えました。この日を新しい覚醒の日として立ててくださり、天の前に私たちが悔しく無念なこの心を、サタンに対して悲しみ同情する自分自身にもう一度再整備する日にならしめてくださらんことを切にお願い申し上げます。
 万世の栄光と、父の玉座から心情で造られた万物、そして復帰した子女が全体の上に共に臨むことができるよう切にお願い申し上げます。
 この日、この登録を中心として許可されたすべてのものを、父の前に捧げますので、どうぞお受け取りください。この地上の真の父母を中心として、四位基台の基準を中心として祝福を受けたあなたの息子、娘が、喜びのこの日をすべてゆだねますので、受けて主管してくださらんことを切にお願い申し上げます。

《1987年第1回「世界平和のための頂上会議」》
日本統一運動史(光言社)p420

 真の御父様の創設した国際平和財団の後援で、 「世界平和のための頂上会議」 第1回創設会議が1987年5月31日から6月3日まで、 韓国・ソウルのロッテホテルで盛大に開かれました。 同会議の目的は、 全世界の大統領、首相、 閣僚経験者が集まって世界の諸問題を解決するための方策を探究し、人類の「真の平和と幸福」を築こうとするものです。会議にはコロンビアのオルドネス・カステリオ元大統領、ナバス・パルド元大統領、 ペルーのモラレス・ベルムデス元大統領、 パナマのアルツル・スクレ元大統領、 フィリピンのデオスダドマカパガル元大統領ら9人の元大統領、また韓国の丁一権元首相ら16人の元首相、 そのほか閣僚経験者、 王族などを含めると、 世界24か国から87人が参加しました。 5月31日の歓迎レセプションには韓国の丁一権元首相、 白斗鎮元首相、 洪鍾仁国政諮問委員、 それに前 現職の国会議員らが約700人出席しました。 6月1日午前、 「世界平和のための挑戦と可能性」をメーンテーマに第1回創設会議の開会式が行われました。 議長のモラレスベルムデス元大統領 (ペルー) の紹介で真の御父様が登壇され、 「世界平和のための挑戦と可能性」 と題する基調講演を行いました。 真の御父様はその中で、 世界平和を実現する方策として 「① 宇宙の根本原理である『神と人間との平和』確立②愛を中心とした 『人間相互の平和』 確立③神観の確立」 を挙げました。 さらに 「すべての先進国が利他的な愛をもって結束すれば飢餓・疾病・ 無知の三大悪を克服することのできる世界平和戦線を構築できます」 と語り、 神を中心にした人類一家族世界の実現を説かれました。 その後、真の御父様の講演を受けて、 全体会議と、 分科会 (社会、政治、 運営および組織、 文化教育、経済、理念の6分野)が3日間にわたって開かれ、 熱心に討議されました。 最後に、 5項目の 「ソウル宣言文」が採択され、 42人の元大統領、 元首相が署名しました。 宣言文の要旨は、 「①現役政治指導者とともに世界平和に努力 ② 戦争と暴力は人間の脅威 ③高次元の価値の展望を通して共産主義問題、 飢餓 疾病・ 無知の三大悪を克服 ④ 精神的価値の確立 ⑤ 責任ある決断と実行」 などです。
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