エコアクション21の審査員資格を受けてきました

こんにちは。
行政書士の若月です。

先日、エコアクション21の審査員試験を受けてきました。

当事務所の顧客のほとんどが産廃処理業者であり、エコアクション21の認証取得のお手伝いにも取り組む中で、さらなる貢献が出来ると思い、今回の受験に至りました。

結論から申しますと、合格することが出来ました。

合格基準は発表されていませんでしたが、自己採点でも、8割くらいはとれていて、手ごたえもあったので、合格でした。何はともあれよかったです。

とはいうものの、そもそもエコアクション21ってなに?という人が大半だと思うので、今回はその概要について解説してみようと思います。


【エコアクション21とは】

エコアクション21 中央事務局 一般財団法人 持続性推進機構(IPSuS) (ea21.jp)


エコアクション21とは、環境省が策定している「環境経営認証システム」のことを指します。
環境経営とは、省エネ活動や、SDGsの取り組み、そして環境法令を守るために計画を作り、アクションを起こすことです。

そういったことに取り組む企業を、環境省が認証することで、
「御社は環境に優しい、向上心の高い企業です」と認証することで、
社会的地位を高めたり、外部へのアピールにつなげることが出来るのです。

具体的なメリットもあり
・融資を受ける際に優遇措置が設けられている
・入札時に加点対象となる
・ロゴマークを名刺、企業パンフレットなどに使用できる

等が挙げられます。

他にも特徴としては
・中小事業者でも取り組みやすい
・認証取得費用が安価
・法順守性が飛躍的に向上する

など様々あるのですが、
ここですべてを書き連ねると、ますます冗長な文になるので、割愛します。
ご興味がある際は、立派なHPがあるので、そちらをどうぞご覧ください。↑↑

そしてこのエコアクション21、当事務所のメイン顧客である産廃処理業者とは、とりわけ相性が良いのです。

産廃処理業には、「優良事業者認定制度」というものがあります。
優良事業者には、どの産廃業者も羨む、おいしいメリットを享受することが出来るのですが、その認定を受けるために、エコアクション21の認証取得は必須となっているのです。

というわけで、当事務所の顧客にも優良事業者認定、もといエコアクション21認証取得希望者が複数おり、この動きは今後も広がるだろうと思っております。

大々的な広告などは打ち出していないものの、その動きはじわりじわりと各方面に広がっており、山口県では自治体が認証取得をバックアップしてくれる制度もあるようです。

環境マネジメントシステムについて - 山口県ホームページ (yamaguchi.lg.jp)


そして、これら環境マネジメントシステムでも、非常に大きなウエイトを占める「法令順守」の分野で特性を発揮する我々行政書士の活動も期待が集まっているのです。

そういった経緯を踏まえ、私は今回エコアクション21の審査員試験を受けて
きました。
何とか合格することもでき、今後の自分の展開が、自分で楽しみです。

今回はここまで。

試験の詳細や、行政書士と審査員資格の相性、拡張性など、書きたいことはまだまだあるので、次回以降に持ち越します。



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