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宇宙杯 短歌大会に参加します

① 春の朝並びて昇るさくら坂ほころぶ花に笑み溢れけり
(はるのあさならびてのぼるさくらざかほころぶはなにえみこぼれけり)

② 孫娘祝ひて植ゑし木も二十歳萌黄に揺るる葉の清らかな
(まごむすめいわいてうえしきもはたちもえぎにゆるるはのきよらかな)

③ 「わたくしの一等好きな花咲いた」八重に弾める娘の便りきて
(「わたくしのいっとうすきなはなさいた」やえにはずめるこのたよりきて)


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①、②は、去年、一昨年の春のできごとを詠みました。以前に詠んだ歌をもとに、詠みなおしました。

③は、最近のできごとです。日本の大学で4年目を迎えた娘から、「○○○が一番好きな花が咲き始めた!」というメッセージが送られてきました。友達が撮ってくれたという、娘と桜の写真と一緒に。スマホの中の文字と写真が躍っているようで、嬉しさが伝わってきました。

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宇宙杯、みんなの短歌大会に参加させていただきます。ぎりぎりになってしまいまして、スミマセン!

1年と少し前にnoteを始めたのは、もとは短歌を投稿したかったからでした。中高の授業で習った以外、知識も経験も無い短歌を始めようと思ったのは、つい文章が長くなってしまう癖を直したかったから。

note開始から数か月が過ぎても、読んで下さる方は、いても一人か二人という毎日でしたが、勝手気ままに短歌を考えるのが楽しくて、何より、noteに短歌を載せていらっしゃる方を初め、さまざまなクリエイターさんの記事にお邪魔するのがとにかく新鮮で楽しくて、という日々でした。

それが昨年秋、やりとりをさせていただいていたnoterさんに背中を押していただき、えいっと「白杯 みんなの俳句大会」に投句。以来、どっぷりと俳句の世界にはまり、日々教えていただきながら今に至っています。

今回、沙々良まど夏さんがお声をかけて下さり、久しぶりに短歌を考えました。俳句とこんなにも違うものかと驚きました。今も短歌のことは全然わかっておらず、俳句も初心者のままですが、それでもこの違いにびっくりです。

素敵な機会を下さったまど夏さん、そして宇宙大会ホストのカッチーさん、スタッフの皆々様、本当にありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。