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『こちょこちょ』という擬音についての考察

【 こちょこちょ 】

くすぐりフェチなら言うに及ばず、
非フェチの人でもこの擬音はくすぐりの擬音であり、
音を聞くだけでくすぐったくなるもの、
またくすぐったさを増幅するもの。


そう考えていた時期が私にもありました。


というかつい最近まで無条件で効くものと思ってたんですよね。

コロナ時期で『遠隔くすぐり』を考えるにあたって、
視覚や聴覚での責め方を考慮して色んな人に話をしていく上で考え直された感じですね。

具体的には
【 こちょこちょ、ってなんか面白くて普通に笑っちゃうんですよね 】とか
【 言葉責めは大歓迎だけど、こちょこちょっていうのは萎えちゃうんだよねぇ 】
という言葉があり、

『あ、この言葉も万能じゃないんだな』
『じゃあ、どういう人が効く人で、効かない人なんだろう?』

と考えたわけです。

さて、ここからは推測ですが
そんな効く・効かないについてまとめてみました。

~ 『こちょこちょ』が効く人 ~


①『こちょこちょ』と言われながらくすぐられたことがある人
(特に子供時代の経験があれば非フェチでも潜在的に効く要素はある)

②『こちょこちょ』という言葉でくすぐられる人を妄想したことがある
(音声作品やASMRのみならず、ゲームのセリフやSEでも可)

+α 『こちょこちょ』を性的な言葉と考えている人

非フェチでも効く人が多いのは、
①で体に埋め込まれているからかなー、と。
そしてフェチの人たちは②を繰り返すことで、
パブロフの犬的に、言葉を聞くだけでくすぐったさを頭で再生してしまうという感じですね。+αは妄想力強化に使える要素です。

日頃から『こちょこちょ』という言葉を聞き慣れている人ほど、
この言葉に弱いんじゃないかなと思っています。

かくいう私は、
太古の昔『ゲームのSEはどれが一番くすぐりに近いんだろう』
とか真剣に周りと議論していた勢なので、
この前もビッ〇〇ポンの効果音に反応してしまう程度には触れていたりしますね。

~ 『こちょこちょ』が効かない人 ~

基本的に効く人の逆ではありますが、
①『こちょこちょ』という言葉を聞き慣れていない人
②『こちょこちょ』を性的な言葉と考えていない人

色々と話しを聞いていると、特に②が大きいと思います。
普通の人の感覚で言うと、
『気持ちいい?』とか『イきそう?』とか声をかける真剣な所に
『こちょこちょ~!!』って聞こえる感覚なのかなと。

(普通の人の感覚がわからないので、セリフは補完してください)

『こちょこちょ』を性的に考えてない人から見ると
【 こいつ急に何言い出したんだろう 】という場違い感が
一気に押し寄せてくる感覚なんじゃないかと思っています。

(私はこんな理由でダメ! っていう人がいたら参考にしていのでどしどしコメント等どうぞ!)

なので、普通の人に『こちょこちょ』を使うときは、
逆に最初の遊び段階のときに使ったほうが効果的かもしれません。

後はいわゆる『性的に響かない人』からのこちょこちょボイスは、
逆に性的に考えている人にとっては毒なので、

【 この人普段からめっちゃ妄想してるし、あの人からのこちょこちょボイス効いてたから俺もやってみよう! 】

と安易に突っ込むのはNGです!!

しっかり、相手にとっての自分の価値を高めてから、
より高めるときに使ってあげてください。

~ 終わりに ~

【 こちょこちょ囁けば万人に受けるやろ! 】
と言う浅はかな過去の自分も、思えば手当り次第には言ってなかったりします。

なんとなく感づいていたのかもしれませんが、
改めて言語化して、ホントこの界隈は特殊なんだなぁ
と思っています。

逆に普通の人が性的に使わない言葉だからこそ、
上手く使うことで公共の場でも暗号的に使うことができる、
フェチ界最強の武器となるので、

お互いすり合わせて上手く使っていってください!

それでは、良きフェチライフを。

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