ウマ娘のウイニングライブの起源についての考察

どうもはじめまして。
ウマ娘のウイニングライブに絡むシナリオが今日、追加ということで、ウマ娘実装当初から、私自身が思いついたウイニングライブの起源について書いていこうと思います。

ほとんどのユーザーが、ウイニングライブって何のために行っているの?
と疑問を持っていたと思います。
公式からの見解もなく、ずっと謎のままでした。
そのレース後のライブというものを考えると、正直、狂気の沙汰としか、思えないものになります。
ウマ娘のみんなはレースに人生を賭けています。
いうならば、アスリート。陸上選手。人生の賭け具合では、アスリート以上とも言えます。
その陸上選手に
「レース後にライブあるから、歌と踊りも出来るようになって。
あ、順位で振り付けとか微妙に変わるから、それも全部覚えてからレースに臨んでね」
と言っているのと同じことになります。
なんというか、舞台経験だったり、ダンスの経験があったり、スポーツ競技の経験がある方は特にでしょうが、

「異常」
「ありえない」
「狂気の沙汰」

と思ってくれると思います。
そりゃ、確かに勝利後にちょっとしたパフォーマンスをする選手もいると思いますが、本業の競技と同じだけライブにも尽力しろというお話なわけです。
人生賭けた競技に、必ずライブも???
嘘でしょ?

とウイニングライブそのものの異常性を、少しでも感じてもらえるとありがたいです。

でも、ウマ娘の世界では、ウイニングライブは、一般的なものになっています。
アニメ本編でもルドルフが、
「ウイニングライブを無礼るなよ」
と言ったり言わなかったり。まあ、言ってませんけど。
そうすると、なぜそれが普通、当たり前になっているのか考えた場合、

ウイニングライブ=儀式

古来より続いた儀式なので、それは絶対である。という歴史なのではと思いました。
いわゆる古くから神社での巫女さんの舞の奉納などを連想しました。
そうすると、ここでも何のための儀式? 舞の奉納? という疑問も出てきます。
そこで閃いたというか、自分の中で繋がったのが、

ウイニングライブの起源は、戦争で死んだウマ娘への鎮魂歌である。

という考えでした。
ウマ娘は、古代の壁画にも登場するほど昔から、人類と共存してきた人類に似た生命体です。
シナリオ等でもわかる通り、人間よりも強いです。
まあ、ウマが元ネタなのだから、当然なわけですけども。
さてさて、では、そんなウマ娘が、紀元前等の昔に人類とどう関わっていたかということを想像しました。
人間とサイズは同じでも、人間を超越した存在。
そんな存在がいたら、人間はどうするか?
まあ、神様そのものだったり、神様の代理人、神の御使いとか、特別な扱いをするだろうなと思うわけです。
そして、その力にすがったのではないかと。
そんな超人的力を持った存在を、戦争、争いの道具として、使用しないというのは、考えられないなと思ったわけです。
部族単位の集団の争いに、神の御使い、その部族の代表として、ウマ娘同士が争う。
規模が大きくなっても、銃器が登場するまで、ウマ娘は戦争においての主戦力の一つとなっていたのではないかと。
時速70キロくらい出せて、牛の突進さえ止められる人間と同じサイズのウマ娘。
古代の人々は、ウマ娘達に戦場へ出て欲しいと、懇願し続けたのではないでしょうか?
言うならば、戦争代理人のような存在。
ウマ娘が持っている「走る」という本能を捻じ曲げられ、「殺し合い」の道具になっていたのではと考えてしまったわけです。
そんな同胞との殺し合い、死を悲しむウマ娘が、敗者のウマ娘へ歌を捧げ始めたのでは、とも。
勝利した側のウマ娘が歌う鎮魂歌。
これが神の御使いとして、人間から崇められたウマ娘達の歌声の始まり。
もちろん、ウマ娘の世界観とは、かけ離れた話になるので、私のこの仮説は当てはまらないと当然思っています。
でも、これくらいの長い歴史がないと、あんな狂気の沙汰のヴィクトリーライブが一般的にもならないのでは?とも思ってしまいますが。
長い時を経て、殺し合いがレースに、鎮魂歌がウイニングライブに、となっていったと考えると、私の中では、腑に落ちた訳です。

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