エラー対応に来てくれた業者のお兄さんがかっこよかった(おじさんも)(30.4.10)

働き始めて思ったことが一つある。
意外にもなんやかんやで、
機械の中身を見る機会が多いんだけど、
機械を扱うのも、仕組みを考えるのも、
機械の中身を見るのも、好きだ。
それはきっと、合理的で
決まった通りのことをするから。
全然分からないんだけどね。

お店の中の重要な機械が
予期せぬエラーで止まってしまった。
それも、一番忙しい時間に。
「ん?!止まってる?!ごおおおおお」

職務上、私に管理権限がある機械だったから、
業者さんに電話をかけて、
あーだこーだと格闘すること30分。

結局、私じゃうまく動いてくれなくて
お兄さんが修理にやって来た。
自分にはわからないものを扱う人ってかっこいい。

機械が分解されていく様子を見ながら、
知らない世界に胸が躍る。
ネジや電子回路にドキドキする。
一つひとつじゃ動かないのに
小さな世界が重なりあえば動き出し、
一つの動きじゃどうにもならなくても
そこにスーッと流れができると、
私たちにとって、
意味ある結果になって返ってくる。
それって、とってもとってもすごい。

しばらく経ったあと、
お兄さんが隣の機械をガチャガチャし始めて、
何してるんだ?ついでに点検するのかな?
と、呑気なことを思っていたら
取り外した部品を元の機械に取り付けていた。
別の機械同士で部品を調達し合うっていうのは
新しい発想だったな。
もちろん、同じメーカーだけど。

結局、お兄さんも電話を始めて
やっぱりうまくいかないみたいで、
1時間後、ベテランそうなおじさんが来た。

おじさんはやっぱりすごいね。
2人で頭を悩ませ1時間後、
ようやく元通りになった。

2人が帰ったあと、
みんなに大変だったねって労われたけど
私は「お~~」って喜んでただけで
大変だったのは間違いなく
プロのお二人だったわけで、
ああ、大変なんだろうなあと思いました。
みんな自分の仕事以外、興味ないのかな。
まあね、早く帰りたいよね。

うーん、プロってすごい。
私も一芸身につけたいなあ。

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