仕事と英語

こんにちは。Wakakoです。

先日、ちょいと思うことがあったので、更新します。
「思うこと」っていうのは、仕事のことです。

私は、父の会社(工務店)で働いています。父は、その会社を父の祖父(私の曽祖父)から代々受け継いでいて歴史は60年以上あります。
従業員は家族(両親と私)含め7名の極小企業です。

うちの会社は工務店なので施工中心ですが、設計業務もできるように、(一級)建築士事務所の登録もしていて、先日、その更新(5年毎)に行ってきました。

7名の社員のうち、一級建築士の資格を所持しているのは、父と、先日還暦を迎えた(でもバリバリ動ける)社員さんのふたりだけ。私は二級建築士しか持っていません。

「一級建築士事務所」を名乗るためには、もちろん会社に「一級建築士」がいなければいけないわけで、父と、その社員さんが引退したらば、誰か一級建築士の人を雇わない限り、うちの会社は「一級建築士事務所」を名乗れなくなります。

実は私も一級建築士試験には、平成31年(2019年)に挑戦したことがありました。不合格でした。

でも、そこから、「自分が本当にやりたいことってこれ(建築)かな?」と考えるようになり、その不合格は、ずっと好きだった英語の勉強を再開するきっかけになりました。

最初はTOEICの勉強からはじめ、930を取得できたことを機に、英検一級取得を志し、社長(父)にも「英検一級の勉強するから!」と宣言し、仕事時間も勉強をさせてもらい、合格することができました。両親はじめ、周りの方の理解があったのは、本当にありがたかったです。

私が働きだした頃に話を戻すと、会社に入ったきっかけは、「両親の力になれれば」という、軽い気持ちでした。ただ、働き出してからも、ずっとずっと英語を使う仕事には憧れがあって、仕事時間を調整させてもらい、塾で英語を教えたり、地元のボランティア団体に所属して、観光地を案内したり、物産フェアで通訳したり、時にはそんなこともしていました。

もちろん、会社を辞めたいと真剣に考えたこと数知れず、その気持ちを両親に伝えたこともあったけれど、毎度強く引き止められ、やめられず。
今は、自由にさせてもらえる環境に感謝しながら、私にできる業務は(少ないけれど)しっかり務めていきたいという思いでいます。

けれど、今でも葛藤は続いていて、英検一級を取得し、他の英語関係の資格を目指したいという気持ちと共に、前述の「建築士事務所登録」など、会社の現実を考えなければならない状況にぶち当たると、「一級建築士を取らなければいけないのかな」という思いに駆られます。

ただ、一級建築士の独学合格は私には難しく、学校もお金がかかるし、考えものです。ちなみに、私が2019年の受験のために学校に通った時も100万円以上かかりました。

仕事と英語。私の中でこの葛藤はずっと続くんだと思います。

だって、私が父の会社で働いていたから、(自由に時間を使わせてもらえて)TOEICや英検の勉強に専念でき、合格できたことも事実だから。

しばらくは、英語やその関連資格をがんばっていきたい。
近い将来変わるかもしれないけれど、少なくとも「今」はそう思っています。

読んでくださり、ありがとうございました♪


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