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みそ汁の話


少し前に土井善晴さんの情熱大陸を見ました。
昔のイメージとは全然別人のような気取らない料理家になったような。

みそ汁の話がとても面白かったので本を買って読みました。

改めてそう言われてみると、確かに余り物でも構わないから毎日いろんなバリエーションのみそ汁が食べられるってとても良い毎日のように思える。

うちはお店は家庭感を追い求めているので、参考にして2023年はみそ汁メニューをたくさん作っていこうと思っています。

東京はどんどん手作りの店が減っていってるような気がします。
どれもシステム化や効率化、原価率とかそんなばかり気にした商売が多いように感じています。

僕らはそういうフィールドとは違う分野で店をやり続けたいと思っています。
オカンが毎日作ってくれていたような何気ない料理をフラッと寄って食べられる店。
お客さんにも自分たちにも「ちゃんと作ったごはん」を食べてもらうという価値を追っていきたいと思います。

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