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40歳までに辿り着きたいノース・スター

 人生を賭けてたどり着きたい目標をノース・スター(北極星)と呼ぶ、という話を聞いた。場所を変えても動くことのないノース・スターを手がかりに、自らの進路を決めたり、そこに向かって歩き続けるみたいなニュアンスなのだろうと思う。『ノルウェイの森』の読後感と大学2年の時の数行の日記が背中を押してくれ、言葉になったのでまとめました。この文章の多くが、読書会でヘンミさんという方と話せた経験が元になっている。大変ありがたい時間だった。

最終目的地(北極星)
 自死を意図する人、生きる意欲や人生への執着をなくした人に声をかけられる人間になる。喪失のケアが出来る人間になる。人を失っても、悲しいことがあっても、理不尽に苛まれてもそれでも生きていく、そのための支援をライフワークとする。具体的には、自分たちの人生について話せる場所を作りたい。誰も気張ることなく、論破しようとするでもなく、権威のない安全な場所がいい。そういう場所で、コーヒー片手に自分たちの前提や思考について、ゆっくり、でも赤裸々に話せるような空間を作りたい。

道のり(③まで10年を想定)
①哲学と心理学の文献を読み、多くの哲学者、活動家に会いに行く。ウィーン大学で対話と探究の場に身を置きながら、哲学をコンサルティングやカウンセリングに活かす方法を学ぶ。(2年)

②組織に属しながら、企業での研修やファシリテーション、個人へのコーチング、カウンセリング等を行う。理論と実践を往復する中で、世界を眼差す視点を自分の中に蓄えていきながら、手法の引き出しと知見を増やせるだけ増やす。コミュニケーションの幅も広げていく。(3〜4年)

②自分の強みやスタイルを確立していき、個人としても仕事を請けていく。社会的意義も組み込んで、自らの事業を育てる。個人として月30万円の対価をもらうことを一先ずの目標にする。(3〜4年)

③個人としてキャパオーバーになってきたタイミングで、自分のチームを作る。

※40歳以降はコミュニティの運営と弟子の育成に心血を注ぐ。

嬉しい副産物
 プロジェクトをやり切って打ち上げをしたり、感謝のレターをもらって泣いたりする。

生活(30歳以降は生活にも気を遣う)
 9時間寝れる生活を送り、白熱したバレーボールの試合が出来るようになる。野菜とフルーツ、ナッツと魚、ヨーグルトを沢山食べる。体重は70kg前後を保ち、ジムに通ってウェイト・トレーニングにも精を出す。本物の絵や音楽に触れ、本を読む。銭湯で整う。バイクで街を回り、友人と知らない国へ旅をする。恋人と一緒に映画を観て、手紙と花を贈る。山に登り、星とオーロラを見上げ、海を眺める。琴線に触れたことをつれづれに日記に残す。そうやって、誰のことも羨ましくない人生を送る。

目の前の課題(2024.4更新)
・2024年9月までにドイツ語C1レベルの実力をつける
 ー7月中にB2をマスターする。読む書く聞くと会話。

・夏、語学学校で(哲学)対話を主催する
 ー心的外傷、喪失、対話によるケアについて文献を漁る(ジュディス・L・ハーマン、V・E・フランクルのロゴセラピー、永井玲衣、東畑開人)
 ービジネスに応用されている哲学的な手法について調べる(MIMIGURI、XPHILO、堀越耀介)

最後まで読んでくれてありがとう〜〜!