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久しぶりの登校(25話)

停学が開けて最初の登校にもワクワクしていた。学校の最寄り駅に着くと担任の先生が待ってくれていた。1ヶ月程この様な状況を作ってくれていた。

母は私が安定するまで、私にバレないように探偵の如く毎朝学校の駅までつけていてくれた事をあとから知った。

久しぶりの登校に他のクラスの人達が私をマジマジと見てきた。

今思えばとても恥ずかしいが、、、(苦笑)。当時、皆が私を相手にしてくれてるんだと思いとっても嬉しかった。

最初の頃は、母と担任の先生とクラスメイトの何人かで私の様子を観察してくれていたみたいで何かあれば直ぐに母へ連絡が入る様にしてくれていた事をあとから知った。

皆様のおかげで平穏さを取り戻す事ができるようになりました。

つづく

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