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夢の社会

 最近、なんだかいろんな出会いや展開が、またまた、神がかってきた。

 50年以上を費やしてみずからの脳味噌の中で熟成してきた「夢」の階段を、着実に登っている実感がある。

 ちなみに「夢」に向かっているのではなく、その階段そのものが、丸ごと「夢」なのだ。

 私の「夢」は、共産主義社会の実現でも、資本主義社会の発展でも、帝国主義の再興でもない。

 誰もが笑顔になれる社会。
 人間性を大切にし、互いに普通に助けあう、おもいやりにあふれた社会。
 他者の尊厳をふみにじらない社会。
 理想を語る時に必ずリスクを語れる社会。

 そして、街中のあちらこちら……カフェやレストランやアーケードに、さりげなく普通に「音楽」……カラオケや有線ではなく……その場で人間が奏でる「ナマの音楽」がある、社会。

 それが私の「夢」であり、社会がそこに到達するまでに、私のまわりの半径5メートルの世界は、ずっとそれが実現しているのである。

 私に共感してくれる「見上げたもんだよ屋根屋のフンドシ」ような人がいたら、ぜひ、どこかで気軽に、茶をしばこうではないか。
 お互い、生きているうちに。

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