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2019年3月25日(月)放送 RBCiラジオドラゴンエマニエルのみそにえる。の感想文

たぶん、ほとんどの人にとって知らない番組だと思います。

番組も知らなければドラゴンエマニエルとは何かさえ知らないと思います。

ドラゴンエマニエルは沖縄の久米島出身の芸人コンビ。

いかにもだらし無さそうなきっぺー と 、
いかにも汚そうなダミ声のしょうご
の2人のコンビ。

沖縄を中心に活動していて、
M-1グランプリなどの内地の賞レースにも一切絡んでないです。

一応、沖縄でやってる賞レースで優勝したり
CMに出たりしてるそうなので、
沖縄では有名人であると願います。

もちろん北海道に住んでいる僕も最初は知らなかったんですけど、

radikoで「芸人」とだけ入れて検索して
見つけたのが最初でした。最初は木曜に放送してました。

たいして面白くないオープニングコントから始まり

タイトルコールをしてからオープニングトーク

沖縄らしいのんびりとした、たいして意味の無いようなトークをしてゲラゲラ笑う2人。

久米島の久米仙のCMを挟んで

コーナー

赤っ恥ジリジリ

その週に赤っ恥をかいたことを送って貰うコーナー

コーナーなのにだいたいいつも同じ1人の人しか読まれないってか
たぶん1人しか送ってないコーナー
いつも色んな赤っ恥をかいていてすごい

終わると無線機のCMが流れて

僕がいつも送ってた
「君こそ文豪だ」
のコーナーが始まります。

名著の最初の1文から始まり
そこからオリジナルストーリーを考えるコーナー。

僕はこのコーナーにどハマりしました。

毎週毎週だされるお題に
ストーリーを考えるのが楽しくてしょうがなくて
なんで楽しかったかって言うと、

すべることも沢山あったけど
別に、

絶対に笑わせなくちゃいけないことはなくって

頭フル回転させて笑いに持っていかなくちゃいけないJunkとかと違って

本当に自由に書くことができたんです。

シリアスに書いても
ダークに書いても
もちろんコメディに書いても

きっぺーとしょうごの2人は「いいね!」と言ってゲラゲラ笑うのです。

こんなに心を楽にしてメールを書ける場所は
僕にとってこの番組だけでした。

たまにP.S.をつけてドラゴンエマニエルの2人と会話したり、
他のリスナーさんにメッセージを送ったり

かなり自分勝手なことをしてたんですけど
寛容なこの番組は許してくれました。

全て出揃ったところで、
しょうごの描いた「世界で1枚しかない絵」の当選者の発表があるのですが、

だいたい

「なし!」

と言って落として

エンディングに入り、宣伝などをして終わる30分番組。

月曜日に移って色々とコーナーも変わったりしながらも永遠に続くんだろうなと思っていたこの番組が

2019年の春を持って終了となりました。

理由はドラゴンエマニエルの解散。

きっぺーが内地に勝負を賭けに行き、
しょうごは沖縄に残ることにしたのです。

いっぱい話し合って決めたことでしょう。

あの、だらし無いきっぺーが決断したことも嬉しいし

しょうごの地元愛も嬉しいし

もう、2人の未来に栄光あれって

これしか思えないです。

ただ、ドラゴンエマニエルのみそにえる。が終わる。

色んな番組が終わっていくのを聴いてきましたが、

僕にとって、熱心に投稿をしていた番組が終わるのは、このみそにえる。が初めてのことでした。

最終回の日

その日は飲み会があったのですが、僕は酒も飲まず、
1人早めに抜け出して、

いつもは寝ている23時30分。
RBCiラジオにradikoを合わせ、初めてリアタイしました。

最終回ということで、
色んなリスナーの今までありがとうメールが読まれる中、

僕のメールが読まれました。

3年間のたくさんの思いが溢れ、長くなったメールに
きっぺーとしょうごの2人は、色んな思い出を語ってくれて

あぁ、俺の青春が終わるんだなと

なんとも言えない気持ちになりました。

コンビの解散ということで、二度と復活などありえない番組

ラジオというのは、パーソナリティーと距離が近い分、
本当に終わる時は残酷です。

ラジオに投稿することの苦しみを、
投稿したことがある人は全員知っていると思います。

でも僕は、
ドラゴンエマニエルのみそにえる。という番組に
毎週、心を救われていたのです。

きっぺー、しょうご、今まで本当にありがとうございました。

2人の未来が明るいことを僕は心の底からお祈りしています。

いつか約束した、北海道に来る時は絶対に会いに来てください。

でっかいカニを食べましょう!

ドラゴンエマニエルというコンビが居たことを

僕は絶対に忘れることは無いです。

ラジオがあったから会えたコンビ
radikoがあったから会えたコンビ

ラジオで、いつか会えるといいなぁ。

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