朝溶けのワルツ

お洒落な街並み

色とりどりの住宅街

強拍を踏みながらスキップする

私はいつも

毎日違った景色を見る


--⭐️Yesterday's essay⭐️----------


夕焼けの三丁目の景色は

これまでに見ないほど美しくて

フィルムにおさめても

人々を魅了する

ライトレモンとビビットオレンジ

ひつじ雲とパープルシュガー

昼間の何倍も長い影と

家のwallにグリーンカーテン

帰宅ラッシュに逆らうように

緩い坂道を駆け上がる

まだ今日よ終わらないでよと

少しアレグロ調になる

丘の上から眺める港町は

波に光がキラキラしていて

水平線に沈みゆく夕陽

そう、これが今日のending

まぶしいくらいがちょうどいい

アフタービート1歩目を踏み切って

快活で鼓動が上がる

そのワクワクは明日へ昇華して

エネルギーが今日に舞い込む…


--☀️Today's essay☀️------------

オルゴールの音が回りはじめる

はねるベースと街の柱時計がからくりあって

ハープとピアノの振動のうなりが心地よい

ヴァイオリンの旋律を口ずさんで

5.7時に溶けていく

ノスタルジックな刺繍の朝に

ぬくもり残るワルツ響かせ

ほら、今日がまた見えてくるでしょ

Prologueをはじめましょうか



☾あとがき☾
ご拝読ありがとうございます。
今回は洋と朝溶け×ワルツ、夕暮れ×4拍子の組み合わせを、ポップをテーマに書いてみました。
論理的な文章を書くより、表現が自由で書いていて楽しいです。
ちなみに5.7時の部分は、私の誕生時間がAM5時7分だったことからの遊び心です。

では、またの機会に。


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