火戸 木兆

各国の歴史・文化、国際情勢に興味があります。あるだけ。

火戸 木兆

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最近の記事

地球の未来はスイミーたちが守る。

トランプ氏が大統領になることを受けて、イギリスが再び世界の主導役に躍り出ようとする動きが見られる。 主導役と言っても大英帝国時代のようにすべての主導権を握るのではなく、世界の警察とも例えられたアメリカと同じ役割を目指す訳では無いと見ているが、少なくとも環境問題に関してはリーダー的役割を担おうとしているとのこと。 向こう十年ぐらいまでに、1990年と比較して約8割のガス排出量を削減すると英首相が言っていた。 平和を守るためには、誰かが主導力を持って世界の秩序を保たなければい

    • 地球相関図〜トランプ大統領が返り咲いた後〜

      ※この作品は、国のイメージを擬人化してイラストに描き起こしています。 ざっとこんな感じ↓ トランプ大統領は相互主義と言われています。 『守ってやるから金払え』ということで、NATOや日米同盟などの軍事面、安全保障面で注目していきたいところです。 また、パリ協定離脱も掲げています。 今日からCOP29が始まり温暖化対策に関しても議論がされますが、来年以降は少なからず、地球にとって良くない影響が出るでしょうね。 脱炭素と言えば、そういえば最近、ポーランドやルーマニアが日本

      • コーカサストリオのうち「ア」ではじまる2国:🇦🇲🇦🇿(3コマ漫画)

        ※この作品は、国のイメージを擬人化してイラストに描き起こしています。 アルメニアとアゼルバイジャンってどこにあるんだろう……と、日常生活でふと思う瞬間、この記事のサムネイルをご覧ください。 地図には無いけど、アルメニアの真上にあるジョージア(旧:グルジア)🇬🇪も含めて、コーカサストリオと呼ばれているよ。 ところでじゃあ、アルメニアとアゼルバイジャンってどんな関係なの? と言うと…… アゼルバイジャン領内にアルメニア人がいっぱい住んでいたのでケンカが絶えなかった。 去年

        • 約束の地とはどこなのか(3コマ漫画)

          ※この作品は、国のイメージを擬人化してイラストに描き起こしています。 19世紀末、ユダヤ人の国を作ろう!プロジェクトが盛んに行われた。 シオニズム運動である。 賢いユダヤ人たちは離散した同胞に国民意識を育ませ、夢はビッグに、約束の地で建国を目指す。 が、しかし…… 「パレスチナとか環境きつそーだし、住むならアメリカとかヨーロッパが良くね?」と、当時繁栄していた国(特に米)へ移住する人数の方がはるかに多かったという。 今アメリカにいる人達は、そういう人たちの子孫なのか

          歴史:不滅の国、ポーランド-2

          1945年 大戦後、ヤルタ会談においてポーランドの処遇が、何故「米・英・ソ」によって決められてしまったのか。 それは、その時ポーランドという国は存在していなかったからです。 より正確に言えば、国が解体されていたためでした。 前回↓ 第一次世界大戦後の話。 ポーランドのお隣には強大な、しかも社会主義のソビエト連邦があり、対抗するための強い力が必要になりました。 そこで隣国ウクライナと手を組んで、ソ連に殴りかかりました。 すごい勢いで殴り返されました。 (けれど辛勝し、一部

          歴史:不滅の国、ポーランド-2

          リビアの近現代(3コマ漫画)

          リビアってどこよ? どんな国なのよ? と、日常生活においてふと疑問に抱くことがあるかもしれません。 そんな時のために、ざっくり近現代の様子をまとめました。

          リビアの近現代(3コマ漫画)

          歴史:不滅の国、ポーランド

          カトリック教徒が多く、西欧各国ともつながりが深いスラブ系民族国家、ポーランド。 首都ワルシャワにはモダンなビルが立ち並ぶ一方、世界遺産にも登録されている歴史地区もありますが、これは大戦後に国民たちによって再建されたものでした。 戦争で踏みにじられても決して折れずに立ち上がるポーランドとその国民がどのような歴史を辿ってきたのか、時代ごとに遡ってみます。 1945年 二度の大戦後、英米ソによる戦後処理を決めるヤルタ会談では、戦争によってぐちゃぐちゃにされたポーランドについて話

          歴史:不滅の国、ポーランド

          国際情勢:台湾と中国は一つなのか

          同じ漢民族だし、民族的に言えば一つなのでは? ・・・と、台湾の歴史について調べるまでは思っていました。 少し考えれば当然なのですが、台湾にも先住民たちがいたんですよね。昔から。 17世紀後半、中国から台湾へ多くの漢民族が渡ってきました。 ちょうど明から清へと国が変わる時代です。 何しに来たかというと、まず、外敵と内乱に苛まれて滅亡した明を救うために鄭成功というおじさんが台湾を拠点にします。 後釜国の清は台湾ごと併合して、そこへ多数の漢民族がやってきました。 先住民たち

          国際情勢:台湾と中国は一つなのか

          国際情勢:「攻撃は最大の防御なり」

          ロシアと中国はなぜ拡張しようとしているのか? 不凍港を獲得するため、覇権国アメリカに対抗するため、シーパワー国家となるため・・・等さまざまな理由があげられますが、両国に共通しているのは自国を脅かされないようにするためだと考えられます。 つまり、「攻撃は最大の防御なり」! この言葉がしっくりくるんじゃないかなあと思いました。 ちなみに、孫子というめちゃくちゃ昔の中国の書籍に書かれた言葉だそうです。 体現せんでもええがな・・・。 さて、じゃあ一体何から守っているって言うの

          国際情勢:「攻撃は最大の防御なり」

          __はじめまして。

          はじめまして火戸です。 身内がnoteをしていて、楽しそうなので自分も始めてみました。 各国の歴史とか文化とか、ついでに国際情勢にも興味があるので、そういったものを自分なりにまとめて記録としていきたいと思います。 とはいえすっごい学歴があるわけでもなく、 日頃から研究を重ねているわけでもない、 できることと言えば絵が少し描けるくらいなので、 擬人化した国をイラストにしながら、さくっと読めるような内容を投稿していければと考えています。 暇なときにでも見てもらえると嬉しいです

          __はじめまして。