バイクを降りた話

ドナドナ・・・😢

タイトル通りではありますが3年弱ほど乗った車両を先日手放しました。
個人的な話ですので共有するほどのことではありませんが、少なからずバイククラスタのフォロワーもいるので書き記そうと思い半年ぶりくらいにnoteを開きます。

自分の所有していた車両について

イギリスのメーカーであるトライアンフのストリートツインの2016年式に乗っていました。
(ちなみに’23年よりストリートツインの名称がスピードツイン900に変更となるそうです。)

そこそこカスタムしてました。

排気量は900ccということで大型バイクに分類される車両となります。
何故をこれに乗っていたかを語るには、まず大型免許を取得した経緯から語る必要があると思います。(ない)

大型二輪免許取得の経緯

その頃はちょうどコロナが流行り出したタイミングでした。
業種の関係で本当に仕事が少なく、毎日定時退社&金曜は休み(毎週3連休)となっていた地獄の時期ですね・・・

こうなるとどうしようもないので「自分の時間を作れる!」と都合のいい解釈をして何か新しいことを始めたいと思っていたところ、国から補助金の給付の連絡があり天啓が降りてきました。

「これで大型二輪免許の限定解除しよ」

ってことで全ツッパで車校へ行ってきました。
「免許は腐らないし、思い出にもなるな!」
っていう気持ちでした。

ちなみに当時はエストレヤのフリスコチョッパーに乗っていました

原型はマフラーのみです。

そんなこんなで教習所へ向かいトラブルもなく大型免許を取得、納車と相成りました。

降りるに至った経緯

まず最初に言いたいのはストリートツインはほんまにいいバイクでした!!
安全性に関する機能も多いし足付きも良くてバランスが取れてると思う!
あとボンネビルシリーズを継承するシンプルなデザインがネオクラシックとして完成されてるな〜と
意外にブリカスを中心にカスタムパーツも多いし


低回転でのトルクも高く街乗りはもちろん65psで扱いには"ちょうどいい"スペック。
見た目には中型くらいだし車重も200kgと軽くて取り回しも楽でした!

一言で言い表すなら「優等生なバイク」
(燃料残量表示なんて今まで乗ったバイクになかったからそれだけでも革新的でしたが・・・)

海外メーカーのバイクは「壊れて当たり前」みたいなアナログなイメージも少しありましたが、実際はそんなこともなくノントラブルで最後まで乗れました。
水冷の現行機種に関してはほぼ同列で扱いやついんじゃないのかなと

ではなぜ手放したのか

それは年始は1/7に大阪で開催されたカオフウエストでの帰り道まで遡ります。

1/7は縁あってカオフさんにゲストDJで出演となりました。
イベント自体はほんまに楽しかった!!
名古屋や広島や関東と各地から友達が応援に来てくれたの熱すぎて泣いちゃったくらいです

そして楽しすぎるとね、飲みすぎちゃうんですよね""テキーラ""

途中から記憶喪失となり大阪駅へ向かうタクシーの中で意識が戻りましたが、そのままでは帰れないので大阪駅の待合で息が整うまで数時間休憩していました。

その時はショックで冷静となって人生について真剣に考えちゃいだしましたね・・・
この歳になってテキーラで自己喪失となるのほんまに辛いね・・・

アルコールに侵されて灰色になった脳で無限に思考し行き着いた先が「断捨離しよう」って考えです。何故か。
理由は覚えてませんが、物持ちが良くて無限にモノが増えていく生活してるので潜在的に意識してたんだと思います。

ちょうど4月で車検で、この時で7年目となる車両なので交換パーツがありつつもまだ乗るつもりでした。

でも冷静に考えるとバイクって必ずしも必要ではないんですよね・・・
言わずもがな危険だし維持費もかかる。
これは独身の時に購入した車両ですが、去年結婚してからは乗る頻度もめっきり減りました。

戒めや手放すに至る意識が潜在的にあったんでしょうか、愛知に戻ってからは業者へ連絡し売却の手続きに入りました。
そして冒頭の画像へ戻ります。

バイクはハタチで中型免許を取ってからこれまでGB250クラブマン→ドラッグスター400→セロー225WE→DRZ400SM→エストレヤ→ストリートツインと乗ってきました。

ちなみにその中で一番楽しかったのはセローです。

盟友であるゆうじくんと愛知から江ノ島までマジの弾丸ツーリングした時は死ぬかと思ったけど最高に青春でした。

バイクに自分が求めてるものって取り回しの良さはもちろんですが、やはり乗ってて楽しいものが好きなんですね。
そして自分の好きっていうのは悪く言えば不便さ
というか手間のかかったりクセのあるもの、自分の扱える(使いこなせる)スペック、そういったところが趣味的でいいなって思うんですが、ストリートツインは「完璧」だったんですね。

ABSにスリーパークラッチ、車重を感じさせない取り回しと何を取っても文句のつけようがないバイク。。。

アルコールでイカれた脳で反射的に出た答えは

「これ車でいいじゃん・・・」

趣のカケラもない話ですがその時はコレが結論として納得しちゃいました。

そして・・・

バイクを手放すに至った経緯はこれになります。
嘘のようで本当の話。
悩んでる時はまだ理性がありますが、ほんとに手放す時の決断は一瞬でした。

そして今に至る。

バイクを手放したってことは・・・

新たにバイクを買えるってコト?!!?!?

ってことで次の車体も契約して本日納車となりました。
今回購入した車両はYAMAHAのSR400です。

大型免許もあるし選択肢は無限にありますが、お金で車体は買えても品位は買えません。
ストリートツインで学びましたが、自分に大型は用途として合っていないと思います。

もちろん旧車やハーレーも選択肢にありましたが、知識の無い自分が所有欲のみで買うのは難しいと思いますし、整備性を考えた結果がSRになりました。
(ちなみに他の候補はXT250Xでした。)

出来るだけ自分で整備をしつつ、バイクと向き合って死ぬまでライダーで居続けようと思います。

そんなこんなで今日ですが、先日出演したイベントであったうるちにポロッと納車日を伝えたところ来ると言うので合流してショートトリップ。

BMWのスーパースポーツとYAMAHAのSR400っていう眩しいほどに定番な組み合わせ

ではなくK1という知らないバイクと原型のないSRです。

ってことでこれが新しい愛車です。
デコンプ無しのキックオンリーかつリジットだしウィンカーがシートの下にあるしでめちゃくちゃ乗りづらいですが50kmも走ったら慣れました。

これからはこいつといろんなところに旅に出たいと思います。

ってことでこれを機にnoteの更新も復活しますのでよろしくお願いします。

ではまた

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