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藤田わへい、noteを始めました。改めましてのご挨拶。

こんにちは!昨日公式noteを開設した藤田わへいです。
昨日の自己紹介に続き、僕の話とnote開設の背景をお話しできればと思います。その前にもう一度簡単に自己紹介させて下さい。

藤田わへいさん?何してる人?

京都生まれ京都育ちで地元の新聞社のグラフィック部門に35年間勤務後、早期退職を選び念願の水彩画教室「京都水彩画塾」を創設。またこれまでのグラフィックデザイナーとしてイラストレーターとして、また管理職として培ったディレクションの知見を活かしクリエイターとして生きる事を決意。
旗艦業務は絵画塾の経営。そして作家として作品の販売やデザイン業を生業としています。

しかし開業から半年でコロナに遭遇。300万円かけた新聞折込などの宣伝広告費も空振り続きながらも何とか軌道に乗るまでになりました。

僕の言う水彩画とは「透明水彩画」の事で、日本ではポピュラーではありません。小中学校で習う水彩画は「不透明水彩画」と言って似て非なるものです。そこで本格的な「透明水彩画」の教室を開きたいと思った訳です。透明水彩画は水を彩る絵画。ニジミやボカシを使った本当にきれいな絵なのです。

画材屋さんへ行くと一番多い画材は透明水彩用具なのですが、一番難しいのも実は透明水彩画なのです。
この辺りの話は大川美術館元館長の故大川英二さんがおっしゃっていますので、いずれご紹介させて頂きます。

ほとんどの絵画技術をサラリーマン時代にかじったので僕は大川さんのお話がよくわかります。それだけにうちの画塾でのカリキュラムは他には無いものと自負しています。カリキュラムについても別項で紹介させて頂きます。

サラリーマン時代、ある施設へ水彩画講師として教鞭を取っていた事があります。まあお絵描きクラブみたいなものです。
なので褒め称え、時間が過ぎるのを待つ式の教室にはしたくありませんでした。それは絶対上達しないと知っているからです。

描きたい物の資料を生徒自ら持ち込んで、先生が後ろ手で「そこいいですね、そこは直しましょう」なんて事はあり得ない訳です。第一、モチーフの設定や技法や道具を知らない人に「添削型」で教えるなんていうのは技術向上にはつながりませんし「続きは来週に!」というものもそうです。また好きな時間にいつでもお越し下さい!というチケット制もしかりです。

僕は塾生さんに「透明水彩画は書道と同じで、その場で描き切る事」と教えています。パレットにできた複雑な水溶液を活かしながら、乾き切るまでに描く。これは透明水彩画の本質でもあります。

で、1授業1モチーフ描き切り。描き切れなかった人は自宅で加筆するのではなく描き直す。だから授業時間以外でも24時間365日、塾生さんとコンタクトが取れる態勢を整えています。それは難解な透明水彩技法を教える側の責任だと思っています。

noteを始めた理由

今年の10月で開講丸3年が経ちますがカリキュラムはブレません。
3年のうち2年半がコロナ禍という逆風に見舞われ、その間にYouTubeにも取り組みましたが頓挫しています。
自宅にスタジオを作り動画を撮影し、Final Cut Proで編集し公開するといった途方も無い作業が続いたからです。

自宅スタジオ

ソーシャルディスタンスが叫ばれZOOM授業にも取り組みましたがそれもしかりです。いずれにせよとても繊細な部分を教えるというには媒体的に無理があると感じました。教室は立地のいい駅前のテナントを借りていますが、やはりここで勝負しようと。

Twitter、Instagram、Facebook、Tumblrと様々なSNSも個と個では万全ではありません。そんな時ふと目にしたのがnoteでした。

「つくる、つながる、とどける。」

僕がこの3年間苦労して来た事をサラリと言ってのけるコピー。
つくるって大変で、それでつながるっていうのはもっと大変で、ましてやとどけるっていうのは至難の業だと知っているからです。じゃ、それならやってやろう!と思った訳です。

noteで何をしたいのか?

そんな3年でしたので目的ははっきりしています。

【つくる】創作の原動力にしたい。
【つながる】創作物でまだ見ぬ人と繋がりたい。
【とどける】創作物を無料/有料で届けたい。

noteを知れば知るほど僕のやりたいことが集まっているではありませんか。
あとはどう波に乗るかが僕に問われています。

ここまで絵画塾の事を中心にお話しして来ましたが、僕には他にも手がけている事もあり、それらとも繋げて行けるのでは?と考えています。

いずれにせよ出会いは直感です。
その直感がどう出るかは、いずれ時が証明してくれるでしょう。


藤田わへいです!京都で全力で活動しています。これからもどうぞよろしくお願いいたします!