徳島ならではの「やわらか食」への挑戦

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スウェーデン歯科こくふ様と山口木工様のご協力により、介護食、やわらか食の提供を来年より始めます。歯科医監修の介護食遊山箱弁当というのは世界初だと思います。寝たきりで外出も出来ない高齢者の誕生日や記念日などに家族で一緒の食事を食べさせてあげたいというスウェーデン歯科こくふの内藤院長の提案から、噛む力が無くても食べられるやわらか食の開発に今年は時間と足らない頭脳をかなり費やしました。また子供の頃のように遊山箱を持って山に行った思い出をもう一度という希望に山口木工様が応えてくれました。今までは料理の技術を美味しい日本料理を作ることだけに使ってきましたが、訪問診療もするスウェーデン歯科こくふ内藤院長の「介護する家族の笑顔のため」という言葉が仕事の心得であるように感じました。実際やわらか食を作ってみて、友達の看護師さんや介護士さんにアドバイスをもらったり、管理栄養士の資格を持っている妻にアドバイスをもらったりと介護食を作る家族の大変さを感じながら試行錯誤しました。そして気付いたら、この遊山箱介護食はまわりのみんなのアドバイスで出来上がってしまっていました。どうやら僕は人脈に恵まれているようです。
写真は左から、ばら寿司、天ぷら、刺身(寿司飯付き)
すべて噛む力が無くても食べられます。
味は普通食と全く一緒です。←これが難しかった
ほとんどの人には必要のない料理だと思いますし、やっても儲からない仕事ですが、今までなかった笑顔が増える仕事だと信じています。

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