ゆっぺ

これは「試練だ」 日記とエッセイのその間のようなもの。 出版関係。福岡在住。 ※週1…

ゆっぺ

これは「試練だ」 日記とエッセイのその間のようなもの。 出版関係。福岡在住。 ※週1更新

最近の記事

ミャクミャク様について語る時、私の語ること

2020年の東京五輪。 2025年開催予定の大阪万博。 歴史的かつ世界的イベントの開催を この日本の地で開催することに 我々は胸を高鳴らせ、希望へと邁進していく はずだった。 ----------------------------------------- 突如、我々の平穏を奪ったコロナ禍。 瞬く間に広がる感染。 緊急事態宣言により、ゴーストタウンと化した街。 その猛威は、平和の祭典であるオリンピックにも波及し、開催の是非を巡って様々な意見が飛び交った。 そして、そ

    • 帰省について語る時に私の語ること

      3連休を利用して、嫁をつれて地元の熊本に帰省した。メインは親戚への挨拶回りだ。 独身の時はしょっちゅう帰っていた地元も、嫁と出会ってからは足が遠のいていた。 ---------------------------------------------------- 駅を降り立つと、叔父さんが出迎えてくれた。 ビー・バップ・ハイスクール的な高校時代を過ごした卍リベンジャーズな叔父さんだが、今では社長をしている。 昔、叔父さんに買ってもらったガオキングの変形ロボは今でも大事に実

      • サウナについて語る時に私の語ること

        「こんな暑いのに、なんでわざわざ熱いとこに行くの?」 休日。 炎天下の土曜日に今日はサウナへ行ってくると伝えた際に、嫁に言われた言葉である。 確かに外は6月にして30℃を超える猛暑日。 かれこれ20年ほど前から今年は異常気象だ異常気象だと騒がれ始め、最早通常気象がなんだったか思い出せなくなりつつあるそんな昨今。 そんな真夏日の中、わざわざ汗水垂らしながらスーパー銭湯へ赴き、自ら高温の箱に飛び込んで汗水を垂らしに行くなんざ、飛んで火にいる夏の虫もびっくりの愚かな所業に見える

        • 新型コロナ療養記 最終回

          第一回・第二回は以下のリンクより↓↓ 無駄に3度にまで渡らせたコロナ療養記録だが、今回で締め括ろうと思う。一回で終わらせきれなかったのはひとえに私の計画力と構成力の無さ故である。 ここでは、実際コロナに感染し自宅療養をする上で「助かったもの」「困ったこと」などをつらつら挙げていきたいと思う。 あると便利なもの ①スポーツドリンク お医者さんの普段の2倍の水を飲めという言いつけをクソ真面目に守り、ひたすらスポーツドリンクを飲んでいた。そのおかげか早い段階で熱は下がった。

        ミャクミャク様について語る時、私の語ること

          新型コロナ療養記 其之二

          2022.2.11(金) 深夜。違和感と共に仲良く目を覚ます。 熱い。熱いと言うか寒い。というか冷たい。冷たい? ふいに気づいた。布団がぐっしょぐしょに濡れているのだ。 「うえっ」っと間抜けな叫び共に飛び起きる。全身汗びっしょりだった。額はもちろん、全身、汗腺という汗腺全てから大量の汗を吹き出しているのである。その汗がパジャマ代わりのユニクロのパーカー、ズボンを飛び出して布団にまで及んでいた。 人間このような状況下では笑うしかない。 碇くんからわざわざ教えてもらうまでもな

          新型コロナ療養記 其之二

          新型コロナ療養記 其之一

          「此比(このごろ)都ニハヤル物/夜討(ようち)強盗謀綸旨(にせりんじ)」と言えば、かの有名な二条河原落書である。日本史の教科書で見たことがある人がほとんどだろう。混乱を極めた当時の社会情勢を皮肉たっぷりに書き連ねている。 現代風に言い換えるならば何だろう。 建武期から688年後、流行り廃りは腐る程あれど、現代を生きる我々が真っ先に挙げるものは他でもない。新型コロナウイルスであろう。 前置きが長くなるといけないので無理矢理本題へ入るとしよう。要は、私は世を騒がす新型コロナ

          新型コロナ療養記 其之一