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コロナ融資(通称新型コロナウイルス感染症特別貸付 日本政策金融公庫)面談想定問答集


こんにちは ワガハイです。

日本政策金融公庫による「新型コロナウイルス感染症特別貸付」の融資に成功しました。

この記事はこれからこの融資制度にチャレンジしようとしている方のために、「面接試験」を突破するための武器になるよう公開するものです。

最初から最後まで無料で読めますのでぜひ参考になさってください。

この記事があなたのビジネスに役立てますように。。。


「新型コロナウイルス感染症特別貸付」の公式HPはこちらです。

貸し付けの条件等は直接、最寄りの日本政策金融公庫の国民生活事業へお問い合わせください。


さて、上記HPからダウンロードした必要書類を日本政策金融公庫へ郵送すると、担当者から電話がかかってきます。

日本政策金融公庫での融資は、通常ですと、事務所に呼びつけられて面談となるのですが、この時期(コロナ)ですので電話で面談を受けることになります。

この電話面談でしっかりと質問に応えることができれば融資に成功しやすいという仕組みになっています。


日本政策金融公庫担当者による質問はほとんどパターン化している


私の実体験、および、私の知人達からのヒアリングで、日本政策金融公庫担当者による質問はほとんどパターン化していることがわかりました。

ですから、電話面談を受ける前に模範解答を用意しておけば担当者に満足してもらえる受け答えができるというものです。


これから想定問答集を書きますが、最初に私のビジネスについて記載しておきます。

あなたと私のビジネスは当然、違います。

ですからあなたのビジネスに置き換えて答えていただく必要があります。

日本政策金融公庫の担当者があなたから引き出したい答=質問の本質は同じですから

あなたのビジネスに合うよう、うまくアレンジしてくださいね。


私とあなたのビジネスは違う、だから、、、


私のビジネスと状況はこんなカンジです。

・物販(eBay、Amazon、BUYMA、ネットショップ、その他)

・不動産投資(家賃収入)

・情報発信(ブログ、メルマガ等)


会社の運営はほとんど(実態は)私がやっておりますが、代表社員(つまり社長)は妻です。

私自身はサラリーマンをしています。

合同会社4期目(11月から5期目)

既にこれまでも日本政策金融公庫から融資を受けていて残債がある。


おまたせしました。想定問答集です。


では想定問答集です。

代表社員である妻が受け答えをする予定でしたが、

妻の本人確認(生年月日と干支)を聞かれたあと、事実上の運営者である私に電話を替わっていただき、全て私が横について返答しました。


質問想定①
今現在どのような状態ですか?
模範解答
徐々に小売業も不動産賃貸業も回復しつつありますが、小売業で国際運送が一時ストップしたため、
到着予定期間に間に合わず返金ラッシュとなり、資金繰りは今年非常に悪化しました。
不動産賃貸業では最近居住者さんが決まりましたが、それまで長らく空室が続いており、
早く居住者さんが決まるよう修繕費に資金を回しておりました。
(資金が必要であることと返済能力も備わっていることをアピール)
大変だったものの、これから上昇気流に乗りつつあることを示せば合格かと思われます。

質問想定②
ご融資希望額に1千万円と記載がありますが、
主な使い道は仕入や運転資金ということで問題ないですか?
模範解答
はい、融資額が大きくても手元に資金を多く残しておいて、
不測の事態に備えたいと今回のコロナで勉強しました。
(不動産や設備購入と回答すると、物件見積書や機械のパンフレットを用意するよう言われますのでご注意を)

質問想定③
今回のご融資希望額は、新規追加の額又は現在の残額借換を含んだ額のどちらと考えたらよろしいでしょうか?
残額をお借換えして、残りを新規追加融資の取扱でよろしいでしょうか?
希望額満額は国のお金なのでなかなか難しく、6割程度が限界かと思いますがよろしいでしょうか?
模範解答
はい、1千万円の満額をご融資いただける場合はその取扱(既存の借金を繰り上げ返済)でお願いします。しかし、ご承認額が希望の6割程度でしたら既存の分にプラスする形でご融資いただきたいと存じます。

質問想定④
試算表もあれば確認したいのですが、10月の売上はいくらですか?
模範解答
細かいことは会計事務所(税理士さん)に聞いてください。
ここ数カ月は大きな変動はないですね。
(だいたいの売上は把握しているものの、詳しくは為替レートもあってよく分からないというようなお返事で結構です)

質問想定⑤
会社の経営は代表社員様が主体としてなさっておられますか?
模範解答
私が主にビジネスの方向性や大枠を描いて、あとは主人と一緒に実務全般を行っております。
主人はフットワークが軽くてよく働いてくれるので、助かってます。
(ここが案外一番大切なところかもしれませんね。お話を合わせていただけると安心ですね)


いろんな人の話を聞いたところではこの5つの中から3点程度を選んで聞かれるようです。

私の場合は①③④が出題されました(笑)


面談後の流れ


この面談(質問)のあとは、融資に合格した場合の流れや利率などについての説明を受けました。

3年間は実質無利子(一旦、払ってから戻ってくる)。

4年目からは、、、たしか1.2~1.3%くらいだったような。。。

ド忘れしましたので書類が届いたら修正いたします。

融資期間は10年。

運転資金は15年まで伸ばせるのですが、そうすると金利が極端に高くなりますので最長10年がお勧めです。

1千万円を10年で返済しますので、毎月の返済額はおおよそ8万3千円になります。


数日して、融資決定の通知をお電話でいただきました。

そしてさらに数日で融資契約書(申込書)が届き、必要書類を添付して郵送しました。

必要書類は法人の印鑑証明と保証人である代表社員個人の印鑑証明です。

面談時には私も連帯保証人にとのお話でしたが、最終的には代表社印だけで良いということになりました。


融資などの契約書に印鑑を押す際には必ずその印鑑の印鑑証明が必要です。

事前に準備しておきましょう。

書類が日本政策金融公庫に届けば4営業日程度で入金となります。


融資を受けたら利益を出して社会に還元しよう


想定問答集なんかを作ってしまいましたが、ビジネスに真剣に向き合っているあなたなら、全て即答出来るような内容ばかりだと思います。

融資に合格するのは簡単ですが、当然ながら返していかなければなりません。

間違ってもポルシェやエルメスなど贅沢に使わないでくださいね。

出来る事なら、経済の血液であるお金を動かして世の中を活性化し、雇用を増やすようなこと(←とくにコレ)に使いたいものです。


お互いに苦しい時期ですが、頑張って行きましょう!

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