【のん🍵ま杯】
おひさしぶりです。ワガヒモです。
約4か月ぶりの更新です。
書こう書こうと思う内に、気がつけばそんなにも時が経っていました。
今回は「のんちゃま杯」についての回顧録になります。
大会前
某日のんちゃまさんの単発講習を受講した。
ハロウィンの惨敗、度重なるホテ連れ負け。自身の壁にぶち当たり、凄腕のナンパを間近で見てみたかった。
講習ではナンパについての基礎や立ち回り、頻出グダに対する受け答えなどについて学び、自身の課題を見出すことができた。
講習で得たものはもう一つ、のんちゃま杯の出場資格。
全国にいる、のんちゃまさんの弟子たちが各々好きな場所で即数を競い合う。聖杯をかけた戦いが今年も開幕されようとしていた。
自分は正直いってショボ腕だ。陰キャ非モテ出身の自分が、怪物だらけのライバル達に勝てる気はさらさらないが、それでも自分がどこまでやれるか自分自身への挑戦として大会への参加を決めた。
大会会場の候補として多即を狙うのであれば、帝都、🐙、味噌の3択だろうか。遠征で即れた🐙か、はたまた何度か足を運んでいる味噌かで悩んだが、敢えての🍵を選んだ。
理由は3つ。1つは慣れ親しんだ街であること。2つは導線が確保されていること。3つはライバルが少ないこと(ビックタウンは人が多い一方、競合が多く熾烈な戦いになると予想)。
最終的には「まあ、🍵クラスタだし、🍵でやるのが気楽やわ」といった感じで決め、いつものビジホを予約して当日を迎えた。
大会当日
少し早めに街に到着し、ホテルのチェックインを済ませる。
TwitterのTLには大会出場者達の意気込みツイートで溢れかえっていた。
自分はいつもスロースターターなので、この日は大会開始前に街にフライングでインした。ざっと導線の確認を済ませ、道行く人に声をかけ始める。
準備運動完了。いよいよ戦いの火蓋がきって落とされた。
まだ時間も比較的に早い。まずは誠実系で声をかける。
ワ「おはよ!めっちゃタイプやな思って思わず声掛けてもうたわ。」
女「・・・チラ。スタスターー」
顔グダである。。。
ワ「おつかれ!もしかしてバイト終わり?」
女「・・・(無視)」
ガンシカである。。。
その後も声をかけ続けるもなかなかヒットしない。この日は近くでイベントがあったらしくコロナで枯れたローカル都市にしては、案件が腐るほどいた。しかし、多即を狙うのであれば、ムダ連れ、ムダオープンは不要。スクリーニング強めでコンビニ挟んでのホテ搬即を狙っていく。
ふとTwitterをみれば、早速即報があがっているではないか。全くヒットせず次第に焦りが高まる。それを助長するかのように即報が次々とあがっていく。
ここで同じ🍵クラスタと遭遇する。仲間のエールも虚しく、気が付けば0連れのまま、大会時間が半分も過ぎようとしていた。
ワ「あかん。これはあかん奴や。」
自身のこれまでの直感が、このままではボズると訴えかけてくる。
ワ「このままじゃあかんわ。」
弾丸即/多即を狙うあまり声掛けが雑になっている。このまま大会で0即ボズだけは何としても避けなければならない。
スタイルを変え、和み重視&バー連れも考慮して声をかけることに。
すると早速、道を挟んだ反対側にスマホをみながら、時には立ち止まってゆっくりと歩く案件を発見。
ダッシュで道路を突っ切り、後ろから追い抜くようにして声をかける。
ワ「あれ?もしかして今、僕にしか聞こえない小声でテキーラ飲みたいて言いました!?」
女「え、」
ワ「え、もしかして空耳だった?いや、テキーラ飲みたいのは俺なんだけどね!」「今は?飲み終わり?」
女「仕事おわりです」
ワ「まじか!おつかれ!それなら仕事終わりに1杯だけ飲もうよ!ちょうどテキーラ飲みたい目してたし!」
女「いいですよ(笑)。でもお酒弱いんです。」
これまでのノーヒットが嘘のように、すんなり連れ出せた。
バーまでの道中で軽く自己開示する。
・名古屋からきた。
・友達と久しぶりに飲む予定だったが、急に仕事でドタキャンされ暇だった。
・明日も友達と遊ぶけど、一人でホテルいるのもなんだし、たまたま声をかけた。
もちろんすべて嘘の作り話だ。
20代のショートカットがよく似合う上戸彩を3回なぐったような子だった。
元カレにDVされていた過去があるらしく、なだめるように共感しながらトークを進める。
ワ「それで、今は?彼氏おるん?」
彩「実は結婚してます(笑)」
ワ「はwww今までの共感かえせwww」
どうやらDV彼氏と別れた後、その反動で優しい現旦那の猛烈アピールでスピード結婚したらしい。
ワ「正直、まだ若いし遊び足りなかったなて少しは思ってるでしょ?」
彩「うん、正直。」
(おや?)
ワ「実はアプリもやってて(笑)」
(おやや?)
旦那さん、断言します。あなたの奥さんは即系です!!!
時刻は22時半。店を出る。
ハンドテストもなんなく通る。
即
大会忘れて1時間近くはバトった。
彩を終電で駅まで送り、街にでる。何事もなかったかのように、彼女は旦那のもとへ帰るのだろう。
残り時間は30分。ラストスパート粘るもさすがに厳しく時間終了。
大会終了後もストっては、長野からきたチンピラと仲良くなった話や、おじさんからナンパ教えてほしいとプロテインを奢ってもらった話や、飲み終わり泥酔案件を弾丸即した話もあるのだけれど、とにかくのんちゃま杯の話はこれくらいにしておく。
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