電波時計が受信できない時の強制同期技
こんな方法があるんですね。知りませんでした。
電波時計を買ったのですが家の中では受信しませんでした。ベランダに出して、強制受信モードにして30分放置しましたが、熱波で時計本体が熱くなっただけで、電波は受信しません。
その時に知ったのが「電波時計シミュレーター」なるスマホアプリ。iPhoneアプリでは「JJY Simulator」、アンドロイドアプリでは「JJY Emulator」というフリーアプリを使います(アンドロイドアプリは試していません)。
使い方はイヤホンをつないで音を出すだけです。iPhoneはライトニング端子という素敵な仕様のため、接続できるイヤホンを持っていません。
そこでiPad mini6にUSB-C DAC -> イヤホンとつないで試しました。
電波時計を電波受信モードにして、アプリの方で「音声信号を出力」ボタンをタップして音を出します。すると耳障りなモスキート音のような音がイヤホンから出るので、音量を最大にしつつ、電波時計の近くにイヤホンを持っていきます。
このアプリは電波時計の電波40Hzをシミュレートしてくれるものです。アプリの説明によれば
「日本の電波時計の基準局(JJY)で使用される標準電波を模擬した信号を、13.3kHzの音声として出力し、3倍高調波(40kHz)を利用して時刻を合わせます。」
となっています。
すぐに電波時計が受信状態になり、そのまま待機します。ここが一番辛い。耳障りな音を10分ぐらい鳴らさないとダメだからです。隣の部屋にいた妻が「何の音?」とやってきたぐらいです。
8分後、まだ完了しません。
と思ったら、同期しました!8分程度で同期成功となりました。
今までGショックとかでも電波時計って、いい思い出がまったくないのですが(いつまで経っても自動同期しない)、これで怖いものなしになりました。素敵な「無料」(ここ大事)アプリ、ありがとうございました。
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