【#かけめぐるほしまち】くそでかすぎるさいたまスーパーアリーナですいちゃんのライブを見てきました現地感想 ※セトリネタバレあり
「蕨」←これなんて読むかわかりますか?
わらびと読むそうです。埼玉県の駅名ですね。
大学の通学ではよく使っていた京浜東北線、当時覚えていた駅名もすっかり忘れ難読漢字クイズ大会を一人繰り広げていました。
電車に揺られて数十分、時刻は16:40頃
到着したのはさいたま新都心駅。
電車が止まった瞬間に立ち上がる乗客はみんな若い男女ばかり。そのほとんどがホロライブのグッズを身に着けていました。
1次先行も、有料会員先行も、2次先行も落ち、一般チケット発売直前、11時59分55秒にローチケページをリロードする教を使って無事に一般チケットを獲得した私がさいたまスーパーアリーナの地に足を踏み降ろしました。
Hoshimachi Suisei Live Tour 2024 “Spectra of Nova” 現地レポート
ホームから階段を登ると人、人、人。
階段を登って改札を出ると人、人、人、人、人。
改札を曲がってアリーナ前の広場に行くと、人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
全国から集まった星詠み、そらとも、まつりす、ロゼ隊、スバ友、常闇眷属、ねっ子、こよりの助手くん、かざま隊、そして飼育員、その他リスナーが広場を埋め尽くしていました。
このレベルの人混みはAGFかEXPOしか見たことないのですが、箱の大きさを考えれば、全国ツアーをやる一流アーティストアイドルなら誰もが一度は通るような場所ですから、それだけの規模のライブであることは当たり前ですよね。
というか1人のタレントに対して人がこんなに集まるという事実を目の当たりにしてすごく衝撃を受けました。今までのホロの規模から考えるとまじやべーです。
今年はそりゃもうほぼ毎月リアルイベントに顔出してはいるのですが、ついにココまで到達したかと感慨深い気持ちにさせられました。
陽が沈み、夜風が香るアリーナ前。
星は雲で見えませんでしたが、変わりに青にライトアップされた広場が幻想的な雰囲気を醸し出します。
しんと冷えた風も吹き、迫る冬の時期を感じながらどこかノスタルジックな気持ちになりつつ、開場を迎えました。
広場も心地よい音楽が流れています。
『蚕で調べてみてよ』
『イヤァァァァァ!!!!』
賑やかな人混みに紛れて久しぶりにさいたまスーパーアリーナの入場口を潜ります。
私としてはたぶん15年ぶりぐらいに来た場所で、当時はBUMPのアルバムツアーをやっていた時だったと思います。
そんな場所で、応援していた人の勇姿を名で見られると思うと、わくわくすると共に、どこか叫びたく鳴るような不思議な高揚がありました。
『イヤァァァァァァ!!!』
私はライブ前に音源をあまり聴き込むことが無いんですが、もともとすいちゃんの曲はどれもたくさん聴いてきたし、思い出に残っている曲もいくつもあります。
個人的には、駆けろ、バイバイレイニー、自分勝手Dazzling、TEMPLATEあたりが好きでよく聴き込んでいました。
今回はライブツアー、公演ごとにセトリが違うみたいですが、さいたまはどうなるのか楽しみです。
席はB席の上から3列目。
天井がかなり近く、A席の人は爪の先ほど小さいのですが、その高さのおかげで開場中を隅々見渡せました。
一部の陽キャなファンのコールに若干怯えながら、その時を待ちます。
そしてすいちゃんのアナウンスのあと、ついにツアーが始まりました。
1:駆けろ
壮大なカウントダウンの後に始まったのは疾走感たっぷりな「駆けろ」のイントロでした。
当たり前にぶち上がる会場。
そして何より感動したのが音の響き。
B席の隅っこでも抜群に耳の中に入ってくるクリアな音。さすが俺達のたまアリだぜ!とノリノリでペンラを振ってました。
2:灼熱にて純情(wii-wii-woo)
疾走感をさらに加速させて、ついでに炎も上げちゃって、2曲目は「灼熱にて純情」。
生で聴く「灼熱」やばいですね。これを生歌生バンドで聞ける幸福感。
生で歌っているのに音源が口から出ているような、それでいてライブの高揚感というか高鳴りも混じっていて最高にギラギラ輝いてました。
3:AWAKE
ここでテイストが変わり、知らないイントロが流れました。
事前に告知されていたとおり、これが新曲ですね。耳に残るメロディラインと体を揺らしたくなる聴き心地抜群な歌でした。あとでMVも観ましたが、お洒落すぎてたまげました。また謎の技術使ってる....。
MC:すいちゃんは~今日もかわいい!!
歌が終わるといつものすいちゃんのMC。生で観ると平然としているというか、ライブ慣れしている貫禄のようなものを感じますね。
新曲の紹介とライブ始まるぜーという意気込み。
4:Je t’aime
ここでまさかの「Je t’aime」。予想していなかっただけにイントロで思わず声が出ました。
まさかライブで今日聴けるとは思わず、感無量でした。いやぁそれにしても名曲ですね。ライブアレンジもところどころあってカッコよさ増し増しでした。
5:Starry Jet
ここの、つなぎ、おれ、すき!
特に私よりも前の席に居た人が飛び上がって聴いていました。
この曲本当ライブ映えするし、待っていた人もかなり多かったでしょうね。
序盤でここまで怒涛の疾走感。ライブで聴けて良かった。
6:GET THE CROWN(Hoshimatic Project)
今回のライブ、特徴的だったのはここだけサイリウムの色が推しカラーに分かれたんですよね。
まさか3月のFes以外でこんなに大人数のメンバーのライブを観ることができるとは...。
曲が始まる前に、それぞれのメンバーが登場するシーンがあって、会場のみんなが名前呼ぶところ熱かったですね...
前回の大晦日とは違った雰囲気でこっちもバッチバチにカッコいい曲で、フォーメーションが激しく変わりながらも優雅に歌い上げるメンバーがとても印象的でした。
心の中では「トワ様ウォォォォァアアアアアアア!!!カワイイ!!カッコイイ!!サイコー!!!!!!!」と叫んでました。
この人数のパフォーマンス、そうそう生で観られるものじゃないので、すいちゃんには本当大感謝でした...。
7:みちづれ
からの「みちづれ」ですよ。ほしまてぃっくで上がった観客のテンションをみちづれにして、とにかく圧巻のステージ。
番傘くるくる回って、真っ赤に染まったステージがみちづれの世界観とめちゃめちゃ合ってて本当最高でした。
「これはパレードさ」の言い方が本当に好きで、毎回ここで心臓がぎゅっとなります。
8:TEMPLATE
イントロ聴いた瞬間飛び上がりました。私の推し曲その1です。MVと歌詞がもうめっちゃいいんですよぉ、というのはおいておいて。生で聴けるのを密かに今日の楽しみにしてたので、テンション爆上がりでした。
「あの一等星の輝きにも~」のところ、すいちゃんが神々しすぎてこっちも頭ぶんぶん振ってました。まじで感無量でした。
てんぷれーとはいいぞ...
9:ネバーフィクション(solo.ver)
まさかの「ネバーフィクション」ソロバージョンです。この曲もリリースされてしばらくは毎日通勤で聴いてました大好きな曲です。
とにかくここまでカッコイイすいちゃんを浴びまくってもうめちゃめちゃ興奮してました。衣装も1stだったり2ndだったり色々な衣装で毎回全く違うステージを演出するのは痺れます。来てよかった。。
MC:
ここで一拍おいて休憩MC
もうライブも後半に差し掛かり、「えー!」と会場から早くも惜しむ声が。
盛り上がりつつも後半に向かってさらにかけめぐっていくほしまち。ライブの唸りもさらに上がります。
10:なんもない
「なんもない」ここに持ってくるの天才ですよね。映画タイアップで聴いたこの曲がここで出てくるとは思わず、いいなぁやっぱり...って唸りながら聴いてました。
トラペジウムの世界観をオマージュしているのか、会場の照明もギラギラから少し変えてきているような気がして、少し雰囲気が今までとここで変わった感じです。
11:ビビデバ
もうね、すごかった。ビビデバ。
耳慣れたイントロのアレンジから入って、ここで今回のツアーのnova衣装もお披露目です。
会場中がざわめき、浮き立ち、そして熱狂しました。
分身してリズミカルに踊るすいちゃんが天井近くのB席からでもよく見えます。
ライブならではの躍動感、生バンドで聴けるビビデバまじでまじで最高でした。
途中コーレスも入れて会場全員でビビデバコール、もうアドレナリンが止まらない。
ここはたぶん、今回の自分のハイライトでした。
あの全員がビビデバコーレスしてる会場の光景が今も目に焼き付いてます。
12:Andromeda
ビビデバが終わってもしばらく興奮が冷めない会場。そこにしん、と無音を突き刺す「Andromeda」の出だしをアカペラで入ったの鳥肌がヤバかったです。
幻想的なライトと、しっとり歌うすいちゃんの世界が本当にキレイでゆっくり沁みこむように聴き入っていました。
ここではモニター映像でアップが多めだったので、nova衣装のすいちゃんの顔面をたくさんゆっくり見ていました。顔が良すぎる...。
13:放送室
なんにもない→ビビデバ→Andromeda→放送室の流れが本当天才で、ここらへんあんまり記憶が無いです(笑
ゆっくり揺れるサイリウムの光と歌が心地よすぎて、とにかく聴き入っていました。
何度も言いますが、B席天井近くでも音響がめちゃめちゃ良くてすごいクリアに聞こえたのでとにかく耳が気持ちいいんですよね。放送室、生で聴けて良かったです。贅沢だ今日のセトリ...。
14:ムーンライト
そろそろ来るかな?と思ったらここでムーンライトです。今度は黄色のサイリウムに変えてゆっくりとでもリズミカルに揺れる会場とすいちゃんの歌が最高でした。
同時に、終わりが近づいていることを感じ始めて寂しい感情も入り混じってなんともいえない気持ちだった気がします。
MC:私、ここにいるよね
MCというか、このあとの曲の入りというか、Vtuberという存在、すいちゃんが戦ってきたもの、タレントとファン、これからの未来、でも自分はここにいるんだという強さ、存在証明みたいな、とにかくパワーがすごかった。すいちゃんは確かにそこにいる。
15:GHOST
ここで涙腺崩壊。
なんか知っている曲なのに全然知らない曲に聴こえました。直前のMCで言っていたすいちゃんの言葉があまりにも刺さって、それを踏まえて歌詞をなぞるともう涙が止まりません。表面的にこの歌はきっとこういうことを言ってる歌なんだろうな...とわかっているつもりではありましたが、この時の自分は文字通り魂を揺さぶられました。
すいちゃんは戦い続けているんだ。そのパワーがGHOSTという言葉とは裏腹にめちゃめちゃ心に刺さりました。
16:ソワレ
ラストはソワレ。もう爆発。
MVを思い出す黄金色に輝くステージとすいちゃん。サビの「ソワレええ!」でめちゃめちゃ上がります。生バンドの音が気持ち良すぎる。
やはり最後を飾るのにふさわしいですね。エネルギーというか情熱というか、そういうパワーの源をたっぷり浴びました。
「また明日~!」の最後のもう思い残すことは何も無い感異常でした。
アンコール
17:天球、彗星は夜を跨いで
「おいおい天球かよ!!!」がリアルで声出ました。あまりにもオタクの刺し方をわかりすぎている...。新曲、新天地、それでもここで天球を歌ってくれたのはめちゃめちゃ嬉しかったです。
色褪せないこの歌を、さいたまスーパーアリーナで生バンドで聴けて本当に幸せでした。
まじで今回のセトリ文句なしの最高構成でした。
18:Stellar Stellar
本当のラストは全人類の遺伝子に刻まれた「Stellar Stellar」。
この曲の出た時期って、すいちゃんが今よりももっとこう色んな壁に立ち向かっていた時期で、ここから色んなものが変わっていったと思うんですけど、その時の当時を思い出しながらここでもうるうる泣いていました。
気づけば会場に舞うたくさんの★。
下から見上げれば満点の星がそこに広がっていました。
そしてアルバム&日本武道館の告知に打ちのめされて会場を後にしました。
セトリを思い返してみるとなんという神構成だったでしょうか、早く配信で見たい、という気持ちを抱えて帰路につきました。
本当にとても「熱」を感じるライブでした。
今まですいちゃんのライブだけは一回も現地チケット取れたことなかったので、今回参戦できて本当に、本っっっ当に良かったです。
しかしこれで終わりじゃない。
続くは大阪、福岡、そして日本武道館。またまだ駆け巡る星街を追いかけていきたいと思います。
というわけでここまで読んでいただきありがとうございました。
たまアリでビビデバ出来て本当良かった。