30代ゲームUIデザイナーがまったく未知のweb3業界の会社Gaudiyに入った話
こんにちは!Gaudiy でProductDesignerとして働いている Shunです🐔
2023年9月に入社し、現在はCasualGameチーム・DigitalTwinチームで主にUIデザイン業務を担当しながら、それに付随するグラフィックやインタラクション業務などをやっています。
入社エントリということで、今までの自分のキャリアを振り返りつつGaudiyに入社してみて感じたことなどを書いてみます🔥
私について
まずはざっくり私自身に関して紹介ですが
もともと学生時代は製品デザインを専攻してました。結果的にリアルプロダクトよりデジタルプロダクトに興味が移ったのでIT企業に就職しました
趣味はインディーゲーム漁りで世界中のゲームを遊んでます、最近韓国のデベロッパーから発売された「chrono ark」というゲームをプレイしています🎮
友人と週1で集まってサークル的なノリでゲーム開発してます🎮
フルリモートである事を活かして近くのカフェで休憩するのが好きです☕️
転職のきっかけ
前職はメガベンチャーで10年間ソーシャルゲームの開発・運用をしていました。
当時私が入社したときは俗にソシャゲバブルと言われる時期でしっかり品質を高く作れば売り上げが見込める業界でした。しかし時間が経つにつれ、外資やコンシューマー企業がスマホゲームに参入しレッドオーシャン化。
会社としても今までのような作りや品質では太刀打ちできないと、開発期間やチーム規模が年々拡大していっている状況でした。
私のポジションとしては、新規ゲーム開発のリードデザイナーなどでそれなりにプロダクトに影響力を持てるポジションでした。
ただやはり開発期間や規模感の拡大により、自己効力感を感じづらくなってきていました🤔
このままソーシャルゲーム業界に残り続けるか、新しい挑戦としてもっと色々なプロダクト開発に触れる機会を取るか?2択を考えたときに後者を取ろうと決め、前職はスパッと退職することにしました💪
なぜ Gaudiy に入社したか
Gaudiyを知ったきっかけは、退職後ポートフォリオを作りつつ、デザイナー向けの転職エージェントを使った際に紹介を受けたことです。
当時は取り合えず辞めたは良いものの、ゲーム業界以外に明るくなくエージェント経由で様々な企業におはなしを伺っていた状態でした。
我ながらかなり無謀かつ計画性のない転職の進め方でしたが、フリーランスとして働きつつ時間がかかってもいいので納得のいく会社に入りたいと思っていました。
そんな中、話を聞いていくなかで興味をひかれたのがGaudiyでした。
最初は名前も知らないベンチャー企業ですし、あまり考えてなかったのですが、カジュアル面談や面接を通して、建前ではなく本音を話してくれていると感じれた事や、同じ目線でマッチするかどうかをみていると感じて興味を持ち始めました。
またゲーム業界出身だからと門前払いするのではなく(実際そういうパターンもいくつかあった)スキルを見るために課題を出してくれた上で、私の場合だとGaudiyでどのような形でスキルを活かせるかまで提示してくれた事も大きく、複数企業様から内定いただいていたのですが、最終Gaudiyに決めました。
結局転職活動自体は4ヶ月ほどかかり、一般的には長い方といわれるくらいかかったのですが色々な企業と話すことができたのは学びがありましたし、この期間にゆっくり休んで次の挑戦に向けて充電する事ができました。
デザイナーは他職種と比べフリーランスで働くことが容易にできるため、焦らずこんな形で転職を進めるのもアリかもしれません。
Gaudiy に入社してから
もともとUIデザイナーとしてやってきたので余裕だろうとタカを括っていたところがあったのですが、正直苦労しました。
ゲーム開発だとPhotoshopやIllustratorなどがデザインツールの主流になりますが、サービス開発だとfigmaが主流です。UI設計のフローもfigmaのツールに合わせた流れになるため当初は使った事がないツールにかなり戸惑いがありました。
またUXデザインに関してもデザイナーとして仮説出しからユーザーストーリー、検証までやる文化があり、かなり業務範囲が広がりました。
ただこういった領域を規定しすぎず広い領域に染み出す動きができるメンバーが多いからこそ、少人数でのプロダクト開発を可能にしているのだなと業務を通して大きな気づきがありました。
またゲーム開発の技術が無駄になるかというと全くそういう事もなく、特に演出制作の技術は他に出来る人がなかなかいないためとても重宝されます。
ゲームのようなリッチなグラフィックを作る技術もプロダクトによってはかなり使えるため役に立っているなと思います。
今後やりたい事
もともと100人規模の組織で数年かけてゲームを作っていたのですが、今は10人以下のチームで早いスピード感でプロダクトを作っている状態です。
私は割と飽き性なところがあるので、こういったスピード感で新しい技術を学びながら色々挑戦できる環境は刺激的で楽しいと思っています。
正直まだ出来ない事の方が多いのですが、学びに関してフォローしてもらえる環境や圧(笑)があるので日々学びつつより良いプロダクトが作れるように成長できればと思っています。
まとめ
ゲーム業界から別業界に転職するのはハードルが高いと思われがちですが、私のようなケースもありますし、意外となんとかなるのではと思います。
ずっと同じ業界で走り続けていると、やりたかった事やどんな働き方がしたいか見失ってしまう事もあるはずです。個人的には、一度フラットに色々な業界を見渡してゆっくり考える時間を取るのも悪くないのではと思っています。
おわりに
Gaudiyといえばweb3領域というイメージを持たれる方が多いと思いますが、カジュアルゲームやIPコンテンツを取り扱う会社という意味ではゲーム業界の方もフィットしやすい会社なのではないかと思います。
少しでも気になった方がいましたら、ぜひお気軽に話しましょう👋
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