【退職するも】100日後に初老を迎えるわたし-あと44日-
2020年7月12日(日)
~退職するも~
24歳の誕生日に青森で、会社を辞めて音楽に専念することを決意し、
『笑っていいともに出たいので、会社を辞めさせてください。』
と社長に伝え、引継ぎ作業に入ってから4カ月。
希望に満ちた日々になるかと思いきや、そうはいきませんでした。
中には応援してくださる方もいましたが、育ててくださった取引先の方たちからすると、いい気はしませんよね。
「期待していたのにがっかりしたよ」
「君まで裏切るのか」
どこかでみなさんから応援してもらえるものだと思い込んでいたので、自分のことしか考えていなかったなと反省しました。
音楽で売れて有名になって、
「あのときは応援できなかったけどよかったね」
と言ってもらえるように、頑張るしかないと気持ちを切り替えます。
しかしそんなバンドの方も問題が起こっていきました。
会社を辞めて音楽に専念することを喜んでもらえるどころか、すでに歪みは修復できないものになっていたのです。
ワンマンライブを決めて盛り上がっていたのは自分だけ。
ベースが辞めることになり、続けてギターも脱退していきました。
何をどこで間違えたのか…。
今思えば問題はすべてわかるのですが、己しか見えていなかった当時の自分には分からず、目の前が真っ暗になります。
相当まいっていたのか、送別会で食べた生ものが僕だけあたって、翌日引継ぎで会社の先輩と取引先に向かう新幹線で、ずっと震えと吐き気が止まらず、トイレを行き来していたことを思い出した(^^;
今さら後に引けないので、仲の良かったバンド仲間に相談して、即席のセッションバンド「こぴばん」を結成。
ワンマンライブからバンド仲間を集めたイベントに切り替えて、なんとか乗り切りました。
セッションバンドをやりながら、またぷれあのメンバーを集めて、絶対に売れてやるんだと気合を入れるのですが…。
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