【占い師のおばちゃんその２】100日後に初老を迎えるわたし-あと41日-

2020年7月15日(水)

～占い師のおばちゃんその２～

東京の母と慕っていた凄腕占い師のおばちゃん。

「この先この時期に悪いことが起きやすいから、この方角には行っちゃだめよ。」

などとアドバイスしてくれていたのですが、素直じゃなかった僕は

『先のことは分からないでしょ』

と、右から左にスルーしてました。

知り合って数か月後に、人間関係のトラブルやいざこざに巻き込まれて心を病んでしまうのですが、心配かけたくなかった僕はおばちゃんと距離を置くことにします。

終わりの見えない絶望に日に日に心がすり減り、無意識に号泣したりパニックになったり、記憶なく自分を傷つけていたり…。

人間究極に追いつめられると壊れてしまうんだなということを、このとき経験したのでした(^^;

限界を迎え、自ら命を絶ってしまおうと追い詰められた日に、突然おばちゃんから着信。

電話に出るとこちらからは何も言わなかったのに

「ようすけ、大変だったわよね。今の環境からとにかく離れなさい。大丈夫だから。思いつめてただろうけど、あなたが死んだら悲しむ人がいるということをちゃんと考えなさい。」

堰を切ったように号泣しました。

「今あなた〇〇区にいるでしょ。前に今の時期に絶対にいちゃダメよって言ったの覚えてる？あなたは経験しないと分からないと思って、強く言わないようにしてたんだけど、これで分かったでしょ。」

すっかり忘れていたのですが、確かに言われてたな…と思い出します。

どんぴしゃ〇〇区にいたのでした。

おばちゃん恐るべし。

心が落ち着き、おばちゃんに久々に会いに行きます。

全てをお見通しだったおばちゃんの神通力に、見えない力を信じざるをえないようになったのでした😅

このときの連絡がなければ、今頃この世にいなかったと思うとゾッとします。

そこからまたしばらく大変だったのですが、おばちゃんのアドバイスの甲斐あって、無事逆境を抜けるのでした。

しかし、このあとおばちゃんにとんでもない不運が降り注ぐことになるのです😭

続く。

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