【学友会】100日後に初老を迎えるわたし-あと79日-
2020年6月7日(日)
~学友会~
音楽仲間Mくんから、大学受験しないで音楽の専門学校に行くと聞きました。
『いいなぁ、俺も行きたい!』
と家に帰って相談するも、同居で色々と肩身の狭い思いをしてきた母から
「そんなことしたら私が家にいられなくなるし、頼むから受験して…」
と言われ、そりゃ確かに困るよなと受験することに。
しかし成績は、中学も高校も学年最下位近辺をずっとウロウロしていた僕。
勉強のやり方は分からないし苦痛だったので、身が入らない日々…。
祖父の口利きで、実家のご近所さんが塾長をしていた『学友会』という、地元の小さな塾に通い始めます。
男女一緒に勉強するのが、小学生以来だったため、同じ空間に女子がいることに1カ月くらい緊張していたのが懐かしい…(笑)
思い出深いのが、あまりに勉強しない僕に見かねた塾長から、クビ宣告されたこと。
「1週間後までに、この標準英単語を全部覚えてこい。確認テストで9割取れなかったら、迷惑だからもう来ないでくれ。」
紹介した祖父に恥をかかせてしまうのはさすがにマズいと思い、学校の授業中も必死に覚えました。
しかし中学から英語は毎回赤点で、下地がなかったこともあり、7割程度しか取れず…。
頼み込んで再テストをお願いしました。
おそらくこのときが人生で一番集中して勉強したときじゃないかな。
努力の甲斐あって、無事クリア!!
↑写真のボロボロ感は、その2週間で出来たもの。
自分でもやれば出来るんだと、生まれて初めて実感出来た思い出の品で、今でも捨てられずにずっと取ってあります。
分からなかったといって宿題はやってこないし、授業中もうわの空だったし、今思えば本当にやりづらい生徒だったと思います。
塾長の気持ちが、今痛いほど分かります。
どんなに向き合ってもまったく響かないと、月謝をいただいている手前、保護者にどう説明したらいいか頭を抱えるもんなぁ…(^^;
この英語の成功体験を機に、受験に向けてスイッチが入ったように感じましたが、そうでもなかったことがよく分かる日記が発掘されたので、明日に続きます…(笑)
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