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SWANYというカバンメーカー

SWANY(スワニー)という鞄メーカーをご存知でしょうか。主力商品はご年配の方向けの、車輪付き婦人バッグ。よく道でおばあちゃんが使っています。写真を見たら「ああ!」と思うかもしれません。主力はそれなのですが、ひっそりと布製キャリーケースも作っています。私はそのキャリーケースの愛用者です。

キャリーケースやスーツケース、量産店に数千円のものも置いてあるし、通販でもいろいろ選べます。よく旅行や出張へ行く方だと、少し値の張るものを持っている方もいるんじゃないでしょうか。有名なものだと、Ace、Samsonite、RIMOWAなど。いずれも数万円の高価格帯の商品です。

SWANYのキャリーケースは、そうした主要メーカーに比べると少しお安め。1万円すこし程度の価格帯です。もともと対象がご年配のため、デザインは無難で地味です。若者向けのデザインや品数では圧倒的に主要メーカーのほうが選べるのですが、それでもスワニーを選んだのは理由がありました。

車輪が交換できるキャリー

SWANYのキャリーケースは車輪が交換できます。車輪のみの販売も行っており、プラスドライバーがあれば自分で交換が可能です。キャリーケースは本体が綺麗でも、車輪がすり減って使えなくなることが多いため、交換できるのはとても魅力的でした。

主力が日常使い用のキャリーのため、車輪の故障頻度が高く需要があったのでしょうね。空港とホテルの行き来のみ使うスーツケースと違い、ガラガラ毎日アスファルトを引いて歩けば、当然すぐに車輪がダメになります。

それと、雨カバーが付いているんです。別売りで買うとカラフルでかわいいものも見つかりますが、必要十分なしっかりしたビニールカバーが付いています。雨カバー付きのキャリーケースは非常にめずらしいです。雨天の旅行の際に何度も助けられました。

あと、実は座れるんです。耐荷重量は100キロ。ご年配向けなので、疲れたら椅子として使ってくださいというSWANYらしいウリ文句。頻繁に座るような年ではないですが、長時間待つ時などに何度か座りました。

7年目で修理に出してみた

使い始めて7年も立つ私のキャリーケースも、車輪はガタガタ。そろそろというタイミングで底鋲も外れたため、交換修理を依頼してみることにしました。

とはいえ7年モノ。交換用に通販されている車輪を見てみましたが、もう販売が終了しており、適応するものもありません。

受けてもらえるのかなぁと少し不安になりながら、修理依頼をするべくホームページを見てみました。なんと底鋲の交換価格まで書いてくれてあります。ほかにも、よくある修理の項目が金額とともに記載されていました。目安程度は書かれていることもありますが、こんなに親切に明確に書いてくれているサポートページはなかなか見ません。

修理依頼のフォームは品番記載欄があり、バッグのどこに書いてあるかも明記されています。すぐに品番がわかりました。底鋲の交換と、一緒に車輪も可能だろうかとお尋ねしました。するとすぐに返信が来ました。もう当時と同じパーツはないため、底鋲も車輪も既存の適合するものへ交換してくれると言うのです。料金も、底鋲一箇所、車輪4輪、明記されていた金額と同じです。

修理には14日程度かかるとのことでしたが、キャリーを送って3日ほどで返送した連絡がありました。

次のキャリーはSWANYでどうでしょう

帰ってきたキャリーは本当にきれいになっていました。底鋲は一箇所のみの記載だったのですが、カタチが違うのを気遣って四箇所とも交換されていました。その旨もすべて記載した修理箇所の明細と、修理日を記載した保証書まで入っていました。

対応は始終本当に丁寧で、本体もとても丈夫です。新しい車輪はスムーズで静かでした。また数年一緒に旅ができそうです。

7年も旅を支えてくれて、こんな丁寧な対応をしてくださったSWANYのキャリー。人にもおすすめしようと思ってこの記事を書きました。次の買い替え、SWANYはいかがですか。ご年配の方への贈り物にもおすすめです。

自分が何を書けるのかも分からない初心者です。まずは気長にポツポツと。読んでくださりありがとうございます。