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フリースクールと教育支援センターとの連携は必要?

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自宅でフリースクールを運営しています。フリースクールをはじめ、子ども達の学びの場の選択肢が増えてほしい、社会全体が子ども達を見守り、育む仕組みが広がってほしいという思いから、記事を更新しています。noteの売り上げはフリースクール運営資金に充てさせて頂いております。※画像はみんなのフォトギャラリーより konomiasahiさんの作品をお借りしました。

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今回の記事では「市区町村の教育支援センターさんとの連絡・連携はどのように行なっていますか」というご質問にお答えします。

▼教育支援センターとは

「教育支援センター(適応指導教室)」(以下、教育支援センターとする。)とは、不登校児童生徒等に対する指導を行うために教育委員会及び首長部局(以下「教育委員会等」という。)が、教育センター等学校以外の場所や学校の余裕教室等において、学校生活への復帰を支援するため、児童
生徒の在籍校と連携をとりつつ、個別カウンセリング、集団での指導、教科指導等を組織的、計画的に行う組織として設置したものをいう。(令和元年5月13日文部科学省「教育支援センター(適応指導教室)に関する実態調査」結果より)

これからフリースクールを始めようとされている先生方の中にも、”教育支援センター”という言葉にあまりぴんと来ない方も少なくないと思います。皆さんがお住まいの市区町村名+教育センターと検索するとその活動や支援内容がわかりやすくHPに記載されていることもありますので、教育センターという言葉に馴染みのない先生方はぜひ調べてみてください。教育関係者の中では短く”教育センター”と呼ばれることが多いです。

↓【参考】埼玉県上尾市教育センターのHP


▼教育センターさんとフリースクールの連携は必要なの?

そもそもフリースクールと教育センターさんとの連携は必要なのか?わたなべの意見は「絶対ではない。けれども特殊なケースを除いては積極的に連携を図るべき」です。

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