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水平線が見えてくる苦しみ

6月末手術を受けて普通なら苦しみから解放されると思いきや、手術後のほうが術前よりも症状が悪化して苦しんだ7月。
あれから急激に回復したかと思い、歩いたり、体を動かしたり、頭を使ったりなどリハビリを繰り返したものの3歩進んで2.9歩下がる。

思うほど回復しない現状。正直、苦しい。
息苦しいとか物理的な苦しさではなく、そこはかとなく感じる世界線。
このままダメになるか、蘇るか。境界線の上をギリギリ綱渡りのように歩く日々。

現状維持は衰退を意味し、日々現状からのゼロ回答は許されず前へと果敢に挑む。
双曲線関数のような壁にぶち当たり、回復は停滞に近づいて行く。ちょっとでも油断すると地獄へ落ちるような錯覚さえ覚える。

もう少しなんだけど、と悔しさに涙を滲ませ撤退を余儀なくされるか、ほふく前進のごとくしがみついていくか。

ジレンマを抱え日々歩む。

もう少しなんだけどな。もう少し。

水平線が見えてきたけど、今日も壁にぶち当たる。


読んでくださり、ありがとうございます。