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「怖いおじさんがくるよ」と7つのルール
我が家では夜、娘が遊んだりしてだらだらしてなかなか寝ない時に、「もうすぐしたら寝ない子ども向けに怖いおじさんがくるよ」といって(お化けではない)、寝るのを促しています。
この作り話。
適当なアドリブによってどんどん話が作られていきます。
怖いおじさんのルールは次のようになりました。
ルール1. 夜、寝ない子には怖いおじさんが来る
これは母親が最初に作った話です。
「寝ない子にはおばけがくるぞ」的な話ですが、せなけいこさん作の絵本「ねないこだれだ」のせいで、お化けに親近感を持っているため、おばけは効かないのです。
効果てきめんで、これで布団まで一目散です。
ルール2.怖いおじさんは夜の9時にくる
いつのまにか、夜9時に来るということで時間が定まりました。
つまり就寝時間は21時を越えることはありません。20:30すぎてダラダラしていたら「夜9時になるよ」で睡眠モードになります。
ルール3.パパが怖いおじさんを予約している
ここからはボクが話を創作。
怖いおじさんとパパは仲良く、パパから怖いおじさんに業務委託契約で発注していることになっています。
そして毎日21時ごろにくるように予約していることとしました(テレビの録画予約がわかるので、予約という言葉を使います)。
そして、日によって20時だったり21時だったり予約時間を変更していることになっています。
ルール4.iPhoneアプリで怖いおじさんを予約している
「どうやって予約しているの?」と聞かれたので、その時手元にもっていたiPhoneを指さし、「iPhoneで予約しているんだよ」ということにしました(苦笑)。
もうこのあたりから、だんだんリアリティがなくなってきそうです。いや、リアリティ向上というか。
この時から「今日は怖いおじさん何時に予約した?」って毎日聞かれることに。
ルール5.デフォルトは21時
毎日予約が大変なので、デフォルト設定があることを明かしました。
「予約の操作をしていないときは、毎日夜9時にくるんだよ」と説明。特別に早くするときだけiPhoneアプリで予約することにしています。
なので、何も言わなかったら21時に怖いおじさんがくるということになっています。
ルール6.怖いおじさんは近所のレストランのほうからやってくる
怖いおじさんはどこからくるのか?という問いに対して、いつも小学校へ行くときの集合場所になっているレストランのほうからだよ、と適当なことをいい、すでに怖いおじさんはそのレストラン方面に住んでいることになりました。
ルール7.パパが夜遅く帰ってくるときは道で会う
いつも21時に予約しているのですが、「パパが遅く帰るときは家の前の道で怖いおじさんと会うこともあるよ」というまた謎設定を口走ってしまいました。
というわけで、夜遅く帰るときは「あ、どーも」と挨拶しつつ、怖いおじさんと道ばたで会話することも多々。
いつサンタの夢が破れ、怖いおじさんの恐怖から逃れられるか
ボクたちも通ってきたように、サンタクロースを信じ、トイレの花子さんの話を信じ、ノストラダムスの予言に怯え、過ごしてきた子ども時代。
これはこれで良い想い出なのですが、そういったファンタジーが心を豊かにする部分もあるでしょう。
この子もいつまでそれを信じて、大人への階段をのぼってくるか。
・・・・・・そろそろiPhoneアプリ「怖いおじさん」のモックアップをつくらなきゃ。
読んでくださり、ありがとうございます。