エナメル上皮腫-手術までにした事-

エナメル上皮腫の手術までのメモです。
→は医師の話や出来るだけ客観的な内容、
⇨は私の所感や事情を書いてます。
読みたいとこだけ読んでください。


手術は7月になりました。
それまでに4度、病院に通いました。

診断後1回目

午前受診
→やはり顎離断。
 大まかな切除範囲とメスが入る範囲(口腔内でなく、顎下を切る)の説明。
 起こり得る後遺症の話がありました。
 検査の時同様、皮膚などの神経麻痺など。
 手術の詳しい話は、手術前にあるとのこと。
 少し質問の時間があったので、下記確認。
 ・入院期間→最短3週間
       顎骨固定が2週間あり。
       その間は食事できないので、チューブで栄養入れる。
 ・インプラントは骨が落ち着いたら?
 →そう。術後半年〜1年後から施術になる。
 ・麻痺によって、話しづらくなる?
 →発話に影響なし。あくまで表面的なこと。
  なるべく麻痺しないように手を尽くす。
 ・医療費はどのくらいになる?
 →CTに合わせて、プレートを特注する。
  そのプレートが高額なので、限度額適用の申請した方がいい。

⇨さ、最短で3週間…!?予想以上に長かった。
 最短で済む気もしない苦笑
 まず、転職したばかりの会社に相談。
 上司や総務の方がすぐ動いてくれ、午後から出社してすぐ傷病手当の案内や限度額申請の話、業務の話をしてくれた。本当にありがたい。申し訳ない。 

診断後2回目

昼前〜夕方まで
→形成外科(再建科)を初受診。
 顔の写真を撮って、軽く手術の説明をうける。
 腓骨(膝下の外側にある細い骨)を血管付きでとって、顎骨を補う。
 傷跡は足首から膝下まだジグザグになる。
 腓骨のCTを撮って再建プランを口腔外科と練るとのこと。
→口腔外科受診。
 すでに形成外科での内容を把握していた。
 手術の説明日をきめる。
→採血
 様々な検査があるようで、採血の小さいシリンダー?5本分取る。
→顎骨レントゲン・CT
 プレート作成用の撮影

⇨形成外科の先生も話しやすい感じで安心。看護師さんも丁寧で尊敬。
⇨口腔外科では、お昼が近かったこともあり、先生のおすすめのご飯屋さんを教えてもらう。笑 早速行ってみたけど、めちゃ美味しかった!
⇨採血。苦手である。今まで見つけにくいことはなかったけど、すごく丁寧に血管探してくれた。でも、5本分は流石に心折れそうでした。
⇨レントゲン・CT。サクサク進んで、予定より早く離院。

診断後3回目

夕方
→形成外科用の腓骨CTをとる
 造影剤も入れるため、食事と水分の制限あり。
 予定より早く撮り終わる
⇨注射がめちゃ上手で痛くなかった。

診断後4回目-手術の詳しい説明-

昼前〜夕方
前回より1ヶ月ぶりの受診。入院前最後の通院。

・血液検査、心電図、胸部レントゲン撮影
→採血の小さいシリンダー5本分
⇨また5本かー。心しょげます。他、検査はスムーズに終了。
・看護師からメガネの有無など生活の聞き取り
 クリティカルパスの説明
⇨クリティカルパスは代表的な工程だったので、自分の工程には全然合ってなかったです。
・麻酔科にて全身麻酔の説明
→レントゲンや採血の結果を見ながら、全身麻酔できること。また、全身麻酔の要点を説明いただきました。
・口腔外科にて手術の説明
・形成外科にて手術の説明
→自分の頭蓋骨の模型を見ながら説明を受けた。
 今まで受けていた説明と大きく変わらず、歯4本と顎一部の切り取り。
 歯茎は残る。右の腓骨を使って補う。
 メスを入れる範囲なども詳しく伺えました。
 手術時間は15時間予定。(10時間超えると時間の前後は大きいそう)
 術後は数日ICUに入る予定。全身麻酔は手術翌日から徐々に覚ます。
⇨山のような書類を貰いました笑
 説明も分かりやすく理解しやすかった。
 手術の説明のほかに、主治医以外に関わって下さる先生方と挨拶しました。
 隣の母がどんどんしぼんで行ってるなーと思いつつ、自分ごとじゃないような気持ちで聞いていました。大きい手術なんやなーとじわじわ自覚しています。
 帰宅後に退院予定日を聞いてないことに気づく笑
 回復具合によるんだろうなぁ。
 手術当日は母が付き添い予定ですが、手術終了が深夜のようなので(仮に朝9時から始まっても、15時間って深夜2時やーん)、近くのビジネスホテルを取りました。

⇨手術までにした事

写真撮影

⇨写真館で写真を撮ってもらう
 1人の記念撮影も割と需要があるようで、案外写真館は選べました。
 写真の印象が好きなところに依頼。
 私服とずっと着れていない振袖の2パターン撮っていただく。
 一応、顎の手術の話をさらっと書いて依頼したら、
 当日はスタッフ皆さんが把握されていてプロの仕事をみた。
 お化粧の際に影響ないか、、とか色々と過度でない気遣いをして下さった。
 やはりハレの場面が多いお仕事だからか、撮る動機は暗いけど前向きに楽しく撮っていただいて、出来た写真だけでなく撮る過程もいい思い出になりました。

好きなもの食べる

⇨ハード系のパンは当分食べれないのでは…と思い、しょっちゅう買いに行く笑
⇨ご飯仲間とのご飯会
 外食にいつ復帰できるか分からなかったので、焼肉やらお刺身を仲間と食べにいった。

その他心情メモ

⇨手術が近づくにつれ、日常生活やってられるマインドじゃないぜ!でした。
 余裕がなくなってきて、職場にいつも通りで居れないなぁ、家に居たいなぁの気持ちでした。
 術後痛いんやろなぁやだなぁ。とか今しても仕方ない心配もしつつ。

次の記事で術後をまとめられたらと思います。スムーズに終わりますように。