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あんまんをきれいにやぶる 冬なのにチャイナタウンの風ぬっこいな
すっごいね これ灯台のひかりなの やっぱここって横浜なんだね
スーパーの名前をひとつ覚えても なんの役にも立たない あおば
手を繋がない言い訳に持っているロールティッシュがめちゃくちゃ重い
天井がやたらに低い商店街 世界はのこり7パーセント
文字だった 音階だったその場所にふたりで立って、とっても静か
思い出がむだに多くてマンホールひとつとっても鈍器に等しい
坂が急すぎるせいじゃん わかるけど わからないふりしていたいじゃん
また秋に期待している 火花にもなれないくせにばかみたいだな
その街が終点の名であるかぎり 夢のつづきは見れないらしい
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