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和美一品®︎が目指す方向性①

人はどれだけ自分を理解しているものだろうか。

もちろん会う人ごとに
自分はこういう仕事やってます、こういう事業やってます、理念はこうです とアピールや説明はしていますが。
だいたい口頭になる事が多いので、後で振り返る事はあまりないのです。
だいたいが試験の自己採点とか嫌いで(笑)
終わった事をあれこれ振り返るのもあんまり好きではない。(あ、反省はちゃんとしますよ)

今回はコロナの事もあって、
いま一度仕事について考える時間も結構ありました。
自分さえ分かってりゃいいじゃん、
て過ごしてきた事を
誰かに客観的に採点してもらおうと思い立ちました。

試験官は
利害関係が全く発生せず
ビジネスライクに中味を精査出来る人

口からはスラスラーっと出る言葉を書面にする。
読む人に理解してもらえるように言葉を選ぶ。
書き足りなくても
書きすぎても伝わらない。

意外と難しい(笑)

なんとか書き上げて試験官からは及第点をもらいました。

後から読み返してみると、
今まで自分が口頭でさんざん喋ってきた事なのに
すごく新鮮。
こういう作業、たいへんだけど面白いなぁと。
長くなるので、こちらで少しずつ共有していきます。
私が「和美一品®︎企画」という事業をどう考えているか、どんな形で進めているのか
具体的に分かるようになってます。

1.着付け教室をとりまく環境

従来は教室に入門するか、書店にて関連の書籍を購入して読む等しか着付けを学ぶ手段はなかった。
現在はインターネットによる無料のレッスン動画も配信されるようになり、自宅にいながら低コストで着付け方を知ることができるようになった。
しかし「着付け」の中においても習得したいと思うポイントには個人差があり、定型のカリキュラムやレッスンに飽き足らない人も増えてきている。

現在奈良県内の着物着付け教室はネット検索上で約20軒、ネット検索によらない大小含めるとさらに上回る教室数であると推測される。
指導者の高齢化による着付け教室廃業、また近年の着物離れ等もあり、着付けを学びたいという顧客ニーズはやや減少傾向ではある。
しかしファッションの多様化、平成から令和への改元という歴史的な転換期を迎えたことによる日本の伝統文化への関心の高まりなどにより潜在的なニーズを見込むことが可能である。

残念ながら着付け教室には「高額な着物や帯を買わされる」「カリキュラムによってレッスン料が高額になっていく」といったイメージもあり、消費者は強い警戒の意識を持っているのも旧来からの着付け教室業界のビジネスモデルが生んだ弱点であった。
またターゲットとなる消費者(主に女性)は仕事・家事・育児・介護等で多忙を極めており、個々のライフスタイルに柔軟に対応することも不可欠である。

つづく

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